[未校訂](豊資公紀)
文化九年三月
十月十一日十六日地震
(宮地日記)五十六
十日○三月曇 戌上刻地震頗甚予生来未曾有之事也鎮り早
速東御屋敷へ御気嫌伺出而途中ニ而又少震四ツ頃又少
震
十一日雨 今晩も少震昨夜之震ニ御城下中諸方土蔵塀等
少損たりと云我家も壁一ケ所潰也愛宕町大津や某の方
之もみぬき井戸平常は四五尺下迄水湛之処今朝ハ満テ
溢るよし
十六日晴 昨日も地震すといふ幡多中村去ル十日夜之地
震御城下よりハ格別強かりし翌日迄十一度ゆりたり其
後も度度震よし瀬戸七蔵物語今日承る
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項目 | 内容 |
---|---|
ID | J1001393 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1812/04/21 |
和暦 | 文化九年三月十日 |
綱文 | 文化九年三月十日(一八一二・四・二一)〔土佐〕四国・奈良・京都・松阪・岡山・福山・三原 |
書名 | 〔歴代公紀〕○土佐山内神社宝物資料館 |
本文 |
[未校訂](豊資公紀)
文化九年三月 十月十一日十六日地震 (宮地日記)五十六 十日○三月曇 戌上刻地震頗甚予生来未曾有之事也鎮り早 速東御屋敷へ御気嫌伺出而途中ニ而又少震四ツ頃又少 震 十一日雨 今晩も少震昨夜之震ニ御城下中諸方土蔵塀等 少損たりと云我家も壁一ケ所潰也愛宕町大津や某の方 之もみぬき井戸平常は四五尺下迄水湛之処今朝ハ満テ 溢るよし 十六日晴 昨日も地震すといふ幡多中村去ル十日夜之地 震御城下よりハ格別強かりし翌日迄十一度ゆりたり其 後も度度震よし瀬戸七蔵物語今日承る |
出典 | 新収日本地震史料 第4巻 |
ページ | 321 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 高知 |
市区町村 | 高知【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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