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項目 内容
ID J0900416
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1707/10/28
和暦 宝永四年十月四日
綱文 宝永四年十月四日(一七〇七・一〇・二八)〔東海以西至九州〕
書名 〔海南郷土史〕○和歌山県▽
本文
[未校訂]宝永四年の大地震
 宝永四年(一七〇七年、富士山噴火、宝永山の出来た
年)十月四日大地震、紀伊沖が震源地であろうが、東海、
南海に亘って大津浪が起り、殊に紀州の被害は甚大であっ
た。黒江海岸近き所は二階まで浸潮し、流失物多く住民は
非常に困った。船尾河内浜の堤及び地床が潰れ、塩田の大
部分は破壊された。内海方面では鳥居名高両村の塩浜(有
田新九郎氏の経営)が流失した。為に、船尾、名高鳥居の
製塩は一時中止の止むなきに至った。住民の多くは高地に
避難したが、人畜の被害も甚大なものがあったろうが今日
詳かにされてない。
出典 新収日本地震史料 第3巻 別巻
ページ 348
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 和歌山
市区町村 海南【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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