[未校訂](二月)廿九日 曇天小雨
一今昼八時大地震有之京中土蔵之分大方損有之由致風聞候
扨又所々筑地高塀なとも損し候所多相聞候其外庭ニ有之
石燈籠之分悉ク倒れ申由或ハくだけ申も有之由前代未聞
之事ニ有之候
(三月)朔日 曇天小雨
一昨日ゟ之地震終日震動無止間候処夜ニ入五ツ過頃又々大
震いたし夜中不絶翌朝江向小震いたし候
二日 雨天
一夜分九ツ過ゟ雨降出候今朝江向降続申候然は地震今八ツ
過迄も少々宛度々震申候
三日 晴天
一地震今日辺も少々宛度々震申候
西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
項目 | 内容 |
---|---|
ID | J0803299 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1751/03/26 |
和暦 | 寛延四年二月二十九日 |
綱文 | 宝暦元年二月二十九日(一七五一・三・二六)〔京都〕畿内・越中・越後・金沢・長野・鳥取⇨月余にわたる |
書名 | 〔永書〕○京都 |
本文 |
[未校訂](二月)廿九日 曇天小雨
一今昼八時大地震有之京中土蔵之分大方損有之由致風聞候 扨又所々筑地高塀なとも損し候所多相聞候其外庭ニ有之 石燈籠之分悉ク倒れ申由或ハくだけ申も有之由前代未聞 之事ニ有之候 (三月)朔日 曇天小雨 一昨日ゟ之地震終日震動無止間候処夜ニ入五ツ過頃又々大 震いたし夜中不絶翌朝江向小震いたし候 二日 雨天 一夜分九ツ過ゟ雨降出候今朝江向降続申候然は地震今八ツ 過迄も少々宛度々震申候 三日 晴天 一地震今日辺も少々宛度々震申候 |
出典 | 新収日本地震史料 第3巻 |
ページ | 342 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 京都 |
市区町村 | 京都【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
IIIF Curation Viewerで開く
地震研究所特別資料データベースのコレクションで見る
検索時間: 0.001秒