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項目 内容
ID J0802877
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1741/08/28
和暦 寛保元年七月十八日
綱文 寛保元年七月十八日(一七四一・八・二八)〔津軽・江差〕大島噴火・津波あり
書名 〔古記〕○江差
本文
[未校訂]一寛保元年辛酉年七月八日より大島鳴動噴火し、十五日よ
り焼灰降下昼間闇と化し燈火を用ひ人心恟々たり、越へ
て十九日明六つ時に至リ俄然海嘯襲来し松前より西三十
里に渉りて男女僧俗の死傷一四六七人其内江指村(当時
戸数三五七戸)死者一二〇人土地家屋土庫家什は勿論船
舶等の破損夥しく甚だ悲惨を極む。此時当山(法花寺)
七世の住職日順上人為亡霊供養本曼茶羅を輯誦し以って
此を後昆に伝ふ。(以上は江差町関川与左衛門家の記録
を基とし法花寺に於て録記したるものによる)
一寛保元年(一七四一年)七月八日の比より大島噴火す。
一七、八日の比に至る迄処々灰を降らし、昼夜を弁せず、
十九日暁に至り根部田より熊石の間海嘯あり、溺死する
もの一四六七人なり云々。(以上は川竹渭川編「江差」
に依る―江差町役場備付)
出典 新収日本地震史料 第3巻
ページ 305
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 北海道
市区町村 江差【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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