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項目 内容
ID J0700165
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1703/12/31
和暦 元禄十六年十一月二十三日
綱文 元禄十六年十一月二十三日(一七〇三・一二・三一)〔関東〕
書名 〔戸塚郷土史〕○神奈川県
本文
[未校訂]㈠ 同日同時刻に相州小田原にても大地震あり。城並びに
侍屋敷町屋等過半はゆりつぶし、城内十二箇所より出火
あり小田原中残らず焼失。その上大波うち寄せて死人数
知らず。箱根山くづれ、荷物の通路止まり、鎌倉も同様
のことにて、山の内離山より建長寺まで在家残らずつぶ
れ、片瀬は在家残らず津浪に取り去られたり。小田原よ
り品川まで宿駅つぶれ家多く、とても旅人の宿泊なりが
たし。死人怪我人の数は慥なる事相分らず。
㈡ 東海筋は川崎の駅より箱根の駅まで潰家あり。別して
戸塚より小田原までは不残破損したり。間々の小宿も同
く潰る。
一、牧野備前守領分、相州厚木町、地震にて在家大形崩
れ、其内六十二軒焼失。死人五十九人、死馬二匹。
㈢ 相州小田原は分て夥しく、死亡のもの凡二千三百人。
小田原より品川迄一万五千人。
出典 新収日本地震史料 第2巻 別巻
ページ 263
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 神奈川
市区町村 小田原【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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