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項目 内容
ID J0700146
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1703/12/31
和暦 元禄十六年十一月二十三日
綱文 元禄十六年十一月二十三日(一七〇三・一二・三一)〔関東〕
書名 〔館山市史〕
本文
[未校訂] 元禄の大地震 近世の館山における最も大きな災害は、
元禄の大地震であった。すなわち元禄十六年(一七〇三)
十一月二十二日夜半の出来事であった。この大地震は津波
を伴ったため特に沿岸の村々に大きな被害を与え、真倉・
北条・八幡等は全くの惨状であった。家々の倒壊は勿論、
水田の水はけが悪くなるなど、耕作地にも大きな損害を残
した。
 真倉村のうち新井浦について被害の実情をみると、
倒壊 二十一軒
半壊 一一軒
死亡 四名
であった。
 この地震の結果館山沿岸には、広範囲に干潟地ができ
た。たとえば八幡村では、東西二十六間、南北五十三間、
総坪数千三百七十八坪という干潟地ができる有様であっ
た。この土地は、悪地であったため屋敷地などに使われ
た。
出典 新収日本地震史料 第2巻 別巻
ページ 236
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 千葉
市区町村 館山【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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