[未校訂] 元禄十六年霜月(旧十一月)廿二日夜丑の刻より関東に
大地震が起り、大小六十四回に亘って震い続き、二十三日
は辰の刻より、九十九里浜から房州海岸一帯に「大山海水
揚る、流水の死者山をなす」とその時の流水死者の数千百
五十余人
山辺郡片貝村本隆寺処管、同村北之下海辺白砂に葬る。
御門村妙善寺処管、粟生村海辺白砂に葬る。
北今泉村等覚寺処管男女小供六十三人
(以上藤下納屋 高橋家所蔵記録に依る)
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項目 | 内容 |
---|---|
ID | J0700138 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1703/12/31 |
和暦 | 元禄十六年十一月二十三日 |
綱文 | 元禄十六年十一月二十三日(一七〇三・一二・三一)〔関東〕 |
書名 | 〔九十九里町誌〕 |
本文 |
[未校訂] 元禄十六年霜月(旧十一月)廿二日夜丑の刻より関東に
大地震が起り、大小六十四回に亘って震い続き、二十三日 は辰の刻より、九十九里浜から房州海岸一帯に「大山海水 揚る、流水の死者山をなす」とその時の流水死者の数千百 五十余人 山辺郡片貝村本隆寺処管、同村北之下海辺白砂に葬る。 御門村妙善寺処管、粟生村海辺白砂に葬る。 北今泉村等覚寺処管男女小供六十三人 (以上藤下納屋 高橋家所蔵記録に依る) |
出典 | 新収日本地震史料 第2巻 別巻 |
ページ | 224 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 千葉 |
市区町村 | 九十九里【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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