[未校訂]十一月廿二日 江府大地震。夜半過より動揺頻りにして休
止せず。御城内外の石垣多く崩れたり。藩邸に於は定府勤
番共みな難を戸外に避く。就中御式台前、老幼男女寄添
て立錐の地なし。御小屋の破滅せし輩へは、御台所にて御
支度を被遣。又箱根の往還崩壊し、数日の間人跡絶ゆ。
稀世の大変なり。
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項目 | 内容 |
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ID | J0700108 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1703/12/31 |
和暦 | 元禄十六年十一月二十三日 |
綱文 | 元禄十六年十一月二十三日(一七〇三・一二・三一)〔関東〕 |
書名 | 〔因府年表〕 |
本文 |
[未校訂]十一月廿二日 江府大地震。夜半過より動揺頻りにして休
止せず。御城内外の石垣多く崩れたり。藩邸に於は定府勤 番共みな難を戸外に避く。就中御式台前、老幼男女寄添 て立錐の地なし。御小屋の破滅せし輩へは、御台所にて御 支度を被遣。又箱根の往還崩壊し、数日の間人跡絶ゆ。 稀世の大変なり。 |
出典 | 新収日本地震史料 第2巻 別巻 |
ページ | 163 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 鳥取 |
市区町村 | 鳥取【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
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