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項目 内容
ID J0602252
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1681/09/02
和暦 延宝九年七月二十日
綱文 天和元年七月二十日(一六八一・九・二)桑名
書名 〔多度町史〕○三重県
本文
[未校訂] 此れについで百年後、すなわち天和元年七月二十日(一
六八一年)には暴風雨を伴なう地震があり、三大川下流地
域の地盤が沈下して新田悉く水没し、堤塘も汰り込んで決
潰個所多く、長嶋村に被害が多かったことが記録されてい
る。暴風雨が翌日に続いた模様で、「桑名旧記」には次の
ように書かれている。
 「天和元年七月二十一日の風雨、御城中櫓多門を始め、
家中、町、近在迄潰家破損夥しく、三之丸御曲輪内迄潮押
入り、御領内の川々出水して堤押切り、田畝莫大の御損毛
なり。御家中物成らず、半知にして切米金給三分一に減少
せり。云々」とあって多度に関する記録がないが相当被害
のあったことが想像されるのである。
出典 新収日本地震史料 第2巻
ページ 408
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 三重
市区町村 多度【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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