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項目 内容
ID J0600158
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1605/02/03
和暦 慶長九年十二月十六日
綱文 慶長九年十二月十六日(一六〇五・二・三)〔東海・南海・西海諸道〕⇨大津波伴う
書名 〔土佐国編年略 上〕▽
本文
[未校訂](香美郡吉原、香宗我部、野市付近の説明文のあと)
酉ノ方ヲ酉ノ城戸ト云也兼序ノ墓ノ酉ニ百姓屋敷ノ内ニ一
人腹切申サル墓アル也兼序ノ御家来也兼序ヲ責ルハ田居八
幡ノ田中ナリ此墓ヘメタトノホラレヌ也酉ノ田中ニモ古墳
アリシト云カ如何ト問ヘハソレハシラス田中ニ寺アリシ也
先年ノ大潮ヨリマタ前ノ大潮ニ鐘ツキ堂ノカネハ国府ヘ行
門ノトヒラハ淡路島ヘ行シ也ト
○右の文で「問ふた」のは大神真潮翁、答えたのは加々見
郡(香美郡)吉原の九十三歳の市右衛門という老人で、寛
延三年(一七五〇年)の問答である。「兼序の墓」とは長
宗我部兼序の古墳をさす。「先年ノ大潮」とは宝永津波
を、「ヨリマタ前の大潮」とは慶長津波をさすと思われ
る。
出典 新収日本地震史料 第2巻
ページ 77
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 高知
市区町村

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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