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項目 内容
ID J0300295
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1802/12/09
和暦 享和二年十一月十五日
綱文 享和二年十一月十五日(西暦一八〇二、一二、九、)佐渡國地大ニ震ヒ、羽茂郡被害最モ甚シ、小木町ハ總個数四百五十三戸ナリシガ殆ンド全潰シ、所々ヨリ出火シテ、住家三百二十八戸、土蔵二十三棟、寺院二ヶ所ヲ燒キ、死者十八名ヲ出ダシ、其湊ハ、地形變ジテ干潟トナレリ、
書名 〔佐渡志〕
本文
[未校訂]享和二年壬戌十一月十五日、地震甚し、此災にか〻
る所、總て百六十一村、倒れふせる家七百卅二、傾
き壊たる家千四百廿三、燒たる家三百廿八、死する
もの十九、蜂、其餘崩れ(山〓ヵ)谷埋み、田圃道橋池堤の損へ
る、擧て記すべからず、羽茂郡小木の港、數十町干
潟となる、赤泊、澤嶧、又潮退き石出で、國々の船
ども皆便を失ふ、是に仍て宮より浚へをなさしめら
れ、三年を經て、甲子八月其功終て、復諸國の船湊
ふといへども、人力限りあれば、形成全くは𦾔に復
しがたし、又是に付て、新たに田土を得たる地もあ
りけり、
出典 増訂大日本地震史料 第3巻
ページ 143
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 新潟
市区町村 佐渡【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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