地震史料集テキストデータベース

（表紙）（「　文政十一年
御拝借金連印証文帳
子　十二月
八幡小路」）覚
丑九月改
一金百六拾七両　　　　　　　　　御拝借金
但御利足月壱歩
此引宛銘々居屋舗借置申候
右之訳
十二月廿三日
一金印五両　　　　　　　　　　　　　　甚四郎（印）
同日
一金印五両　　　　　　　　　　　　　　才吉（印）
同日
一金印五両　　　　　　　　　　　　　　甚助（印）
同日
一金印拾両　　　　　　　　　　　　　　勘六（印）
十二月廿三日
一金印三両　　　　　　　　　　　　　　亀蔵（印）
同日
一金印五両　　　　　　　　　　　　　　半次郎（印）
同日
一金印五両　　　　　　　　　　　　　　重兵衛（印）
同日
一金印五両　　　　　　　　　　　　　重右衛門（印）
十二月廿三日
一金印五両　　　　　　　　　　　　　　甚五郎（印）
同日
一金印五両　　　　　　　　　　　　　　荘兵衛（印）
「（はり紙）此分扣ニ金弐両かしと有之」
同日
一金印五両　　　　　　　　　　　　　　　荘七（印）
同日
一金印五両　　　　　　　　　　　　　重左衛門（印）
十二月廿三日
一金印五両　　　　　　　　　　　　　　平次郎（印）
丑二月廿四日
一金印五両　　　　　　　　　　　　　　藤九郎（印）
「（はり紙）此外ニ壱両壱分壱朱寅大卅日かしと扣ニ有」
十二月廿三日
一金印五両　　　　　　　　　　　　　　　五助（印）
同日
一金印五両　　　　　　　　　　　　　　　甚七（印）
十二月廿三日
一金印五両　　　　　　　　　　　　　　　治助（印）
同日
一金印三両　　　　　　　　　　　　　　　仙助（印）
「（はり紙）此分扣ニ皆済と有之候」
同日
一金印五両　　　　　　　　　　　　　　　長蔵（印）
同日
一金印五両　　　　　　　　　　　　　長左衛門（印）
十二月廿三日
一金印五両　　　　　　　　　　　　　　　又七（印）
同日
一金印五両　　　　　　　　　　　　　　午之助（印）
同日
一金印五両　　　　　　　　　　　　　　伊之助（印）
同日
一金印五両　　　　　　　　　　　　　宅右衛門（印）
十二月廿三日
一金印五両　　　　　　　　　　　　　　八之助（印）
同日
一金印五両　　　　　　　　　　　　　　長之助（印）
「（はり紙）此分権之助扣ニ無之候」
同日
一金印三両　　　　　　　　　　　　　仁左衛門（印）
同日
一金印五両　　　　　　　　　　　　　荘右衛門（印）
十二月廿七日
一金印弐両　　　　　　　　　　　　　源右衛門（印）
十二月廿三日
一金印壱両　　　　　　　　　　　　　　五兵衛（印）
同日
一金印弐両　　　　　　　　　　　　　藤右衛門（印）
同日
一金印三両　　　　　　　　　　　　　　新次郎（印）
子十二月廿一日
一金拾両　　別紙証文有之　　　　　　　　藤崎丹後
寅十二月
一金五両
丑三月七日
一金拾五両　別紙証文有之　　　　　　　五十嵐相模
右之内元金五両丑八月廿七日済
右は今般変事其上焼失仕一同必至と差詰渡世之経営も仕兼候所、格別之御取斗を以御拝借被成下、前書之通銘々御貸附被下置難有拝借仕候処相違無御座候、然上は来ル丑寅両年御利足之義十二月中上納仕、卯年〓未年迄五ヶ年賦ニ而年々御利足相添急度返上可仕候、為後日拝借連印証文差上申所仍如件
文政十一子年十二月　　　　　　　甚四郎（印）
（注、以下三十一名　名前・印略）
前書之通相違無御座候、万一差滞候者御座候ハヽ所持之居屋敷を以取斗、右年限無遅滞急度上納可仕候　以上
四之町丁代
文政十一子年十二月　　　　　　　　　権之助
町
御会所