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項目 内容
ID S00001845
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1855/11/11
和暦 安政二年十月二日
綱文 一八五五年安政江戸地震(安政二年十月二日)
書名 〔乍恐以書付御訴奉申上候(大地震にて相果に付申上)〕足立区立郷土博物館所蔵佐野家文書
本文
[未校訂]乍恐以書付御訴奉申上候
          武州足立郡
        辰沼新田
        百姓
           初五郎悴
            彦太郎
            年拾四才
右彦太郎(カ)儀、一昨二日夜之大地震ニ而、百姓初五郎建家打潰、梁下ニ罷成、相果□□(申候、且)同家内外家人共は無御座候へ共、右次第ニ付、乍惶御訴奉申上候、以上


           辰沼新田
           名主兼帯
             佐野新田
                      名主
  卯十月四日                 市仁

斉藤嘉兵衛様
  御役所



註:東京都と千葉県の県境地域、辰沼新田(東京都足立区)の被害(死亡)を記した史料。安政江戸地震によって江戸市中から離れた地域にも建物倒壊による被害が出ていたことがわかる。なお、足立区立郷土博物館には「潰家書上帳」があるが、これは安政三年の台風による被害の報告である。
出典 都市の脆弱性が引き起こす激甚災害の軽減化プロジェクト【史資料データベース】
ページ
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 東京
市区町村 足立【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

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