西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
項目 | 内容 |
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ID | S00001589 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1703/12/31 |
和暦 | 元禄十六年十一月二十三日 |
綱文 | 元禄十六年十一月二十三日 |
書名 | 〔三保村用事覚〕 |
本文 |
[未校訂]元禄拾六未ノ十一月廿二日夜より地震之事十一月廿二日ノ夜ル八ツ頃より大地震ゆり夜明方まて大地震三度其間少々ツゝハ数もしれす同廿三日昼夜まて十八九度廿二日ノ夜初之ゆりやう十九度ノ内ノ大ゆり初ノ地震ゆり候こと和田ノ海池尻ノ方より海殊之外なり出家ノ前江浪入初ハ廿二日ノ夜明七ツ時是も卯ノ年ノ浪のことくゑこ方江指込引塩大川のことく夜之内大浪三四度夜明方ニ成リ段々海もしすまり申候老若なとハ御宮ノ方のき可申仕度いたし候得共明方しすかになり申候是も外浜ハ浪上り不申少はかり上り申候地震ハ廿二日夜ハ八ツ時より同廿八日まて廿八日ニハゆり申と申者も御座候得共ゆらすとゆふものも有廿七日まてハ極々ゆり申候廿二日廿七日まてたひ/\数もしれすほとゆり申候伊豆之国下田より外浦ノ湊家人共々不残浪にてつふれ申由大船損し申事大分之事も聞へ申候江戸川ハ津浪上り不申由相州小田原御城地震ニ出火いたし候由小田原宿より川崎か名川町家ゆりつふれ宿やとまり□人共ニ大分しす中ニも小田原ゆりやうきつく聞へ申候此節ノさたニ小田原七拾年以前も大地震いたし候由此度も小田原ハ脇よりつよく御座候由武蔵国もゆり申由甲州同意箱根かし木道やりつふし馬ノ通なり不申かち越飛脚斗之由府中江尻清水近達家つふれ申ほとの事無御座当村なとハ浪ニきすかい気を付申候末/\も地震ある時ハ海ニ無油断気を付地震ならいちはやく御宮ノ方江のくへしよく浪くるものと覚可申事同十二月廿八日右之大ゆりニ少かいなくゆり申候春ニなり申ノ正月廿四日ニ廿八日之ゆりほとゆりも此節江戸大分ゆり申由ニ御座候未ノ十二月廿二日之ゆり初より申ノ正月廿四日迄ハ其内少ツゝハ毎日ゆり申候
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出典 | 都市の脆弱性が引き起こす激甚災害の軽減化プロジェクト【史資料データベース】 |
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備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 静岡 |
市区町村 | 三保【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
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