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項目 内容
ID S00000431
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1649/07/30
和暦 慶安二年六月二十一日
綱文 一六四九年慶安江戸・川越地震(慶安二年六月二十日)
書名 〔榎本弥左衛門「万覚書」〕
本文
一、慶安弐己丑年六月廿日、夜子ノ下刻に、大地しんゆり候、大地か方々にてわれ候所多し、此年ハ、以上七、八拾度もゆり候、此大地しんの事、京ノきたの天神へ参候道、つほきうり候所にて、六月廿三日ニ聞候、江戸にてハ、くらやみか入たると申候、此大地しん、かけ川迄ゆり候、京〓くたり候時、道々聞候か、かけ川〓上方ハゆらすなり、但、時節之地しんゆり候ニ付而、江戸にてのふうぶんに、京のひえい山〓あたごへ、ひかり物とひ行候事、二条御城〓、ちやうちん二つつゝ東の方へとひ行事、清水にて、人数百人計のこゑにて、夜々ときのこゑつくる事、いなりにても、時のこゑつくり候事、らしやうもんにて、女のこゑする事、やわた八満の石どうろう壱つもなき事、目もなき坊主夜中に京中をはしりありき候事、ひえい山のさる千ひき計こうず川へ身をすつる事、四条町かなや茂左衛門むすめ、一夜の内にかみ皆しろく成候事、歳ハ十五さいと申候、五りやうの松、風もふかつしておれたる事、しやうぐん塚めいとうする事、以上十一ふしき有と申て、江戸中にてかみに一つ書に申ふらし候か、皆いつわりにて候、此時京にてふうふんなし、是をかき候事ハ、又いつわり以来云時、是をおもひ出し、まことゝおもハぬため也
出典 都市の脆弱性が引き起こす激甚災害の軽減化プロジェクト【史資料データベース】
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