地震史料集テキストデータベース
[未校訂]（注、この文書は虫損多く読めない所が多い、
本書一、二九三頁資料一一に既出の分省略）
（注、本書一、二九四頁下九行以下に文がつゞく）
増森村
名主平太
〃恒蔵
増林村
名主平蔵
〃六兵衛
〃又兵衛
弥重郎村
年寄祢左衛門
大吉村
年寄甚兵衛
向畑村
名主進八忰次□門
川崎村
名主権兵衛
大杉村
年寄伊兵衛
船渡村
名主権兵衛
大泊村
名主彦四郎
平方村
名主六郎左衛門
大場村
名主□郎
□□村
名主□
名主又八郎
村々御下ヶ穀扣
一□ 百五拾五石六斗四升 平方村
一同 六拾三石弐斗四升 大場村
一同 弐拾七石弐斗四升 弥十郎村
一同 四拾弐石壱斗 川崎村
一同 弐拾九石八斗八升 大吉村
一同 四拾壱石七斗六升 向畑村
一同 四拾七石弐斗弐升 大泊村
一同 弐拾八石八斗六升 大杉村
一同 四拾八石四斗八升 備後村
一同 八拾六石七斗六升 船渡村
合稗五百七拾壱石六斗八（カ）升
右者去ル□（卯カ）年稀成違□（作カ）殊ニ大地震ニ付村役人其外□續
候もの相除村々困窮のもの願通御下ヶ穀被仰付難有仕合
奉存候依而ハ当春ゟ申迠五ヶ年賦詰戻し□（ヲ以、カ）□村々小前之も
の江書面之通割賦相渡し申候処少茂相違無御座候依之左之
村々一同連印を以御請書□差上候処仍如件
安政三辰年正月
大吉村外九ヶ村□□連印
今般私共村方貯穀御見分御座候処更痛強精穀引□渡
候得共村方之義は違作震災等ニ而一時ニ詰（請カ）替□□ニも行届
難当辰ゟ申ノ五ヶ年ニ割合貯穀引替被仰渡尤空虚不□成
□左之出穀人引請備□之節ゟ者御沙汰次第差出し候様
仕度旨願之趣御聞済被成候然ル上者詰戻し方聊ニ而も等閑
之儀有之候ハヽ急度御取調可被成□被仰渡之趣承知奉畏
候依之御請書差上申処如件
安政三辰年四月十七日
本書写
備後村
籾弐石五斗弐升四合 名主□兵衛
右請替中 同□ 安兵衛 年寄太郎兵衛
□□□残り高右同断拾八石四斗七合 〃長次郎
百姓代小兵衛
九石六斗弐合ツヽ
同□ 右小兵衛義本書ニ
安― 百姓代と御座候得共
〃太郎― 為差□ニも無御座
〃長次郎 候旨惣代のもの
〃小兵衛 申ニ付其儘ニ致□候
外籾壱石五斗五升六合七夕
□御下ヶ穀
安政三辰年四月十七日