[未校訂] 嘉永七年(一八五四)六月十四日夜八ツ半(午前三時)
ころ、大地震があつた。「たっていることも中々成らざる」
地震で、三度もゆり、翌十五日も五~七度もゆり、「いか
なる者もびくとする程のこと」であった。この辺はまだ
軽く、伊賀上野城下では三日もゆり、桑名城は天守閣が
倒れ、南都の五重塔は上の重が落ちたという噂が流れた。
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項目 | 内容 |
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ID | J3000839 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1854/07/09 |
和暦 | 嘉永七年六月十五日 |
綱文 | 安政元年六月十五日(一八五四・七・九)〔伊賀・伊勢・大和・山城・近江・河内〕 |
書名 | 〔粉河町史第一巻〕○和歌山県粉河町史専門委員会編H15・8・20 粉河町発行 |
本文 |
[未校訂] 嘉永七年(一八五四)六月十四日夜八ツ半(午前三時)
ころ、大地震があつた。「たっていることも中々成らざる」 地震で、三度もゆり、翌十五日も五~七度もゆり、「いか なる者もびくとする程のこと」であった。この辺はまだ 軽く、伊賀上野城下では三日もゆり、桑名城は天守閣が 倒れ、南都の五重塔は上の重が落ちたという噂が流れた。 |
出典 | 日本の歴史地震史料 拾遺 四ノ上 |
ページ | 579 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 和歌山 |
市区町村 | 粉河【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
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