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項目 内容
ID J3000569
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1830/08/19
和暦 文政十三年七月二日
綱文 天保元年七月二日(一八三〇・八・一九)〔京都〕
書名 〔大地震大津波末代噺全冊〕酒井家(阿波・美馬郡旧半田村の商人)文書243徳島県立文書館提供
本文
[未校訂]天保元庚子七月京都大地震の時狂哥
「大平の御代□なす世直リハ国もゆつたり
家もゆつたり
右此狂歌ハ加茂季鷹共又蜀山人共言ふ也此度も此もじ
り多し
「世直リと人も言ふなり 地震にハ
国もゆつたり 余所もゆつたり
「耕作ハミななへよりハ生すれハ
こたひのなへハ豊年の吉
「大地震諸国ゆるゆる 取沙汰に
夘の年ゟハ豊年てあろ
「ゆる〳〵と帯紐解て 高鼾
じしんは無分別条もなし
大変の地震にて年号安政元年と改める
「年号を嘉永とゆつた 大地震
年も替りて民ハ安政
「異国より来た禍い ゆり嘉永
納る御代の 天下安政
席(序、カ)に記す昔明和の安永と替りた狂哥
「明和九ハ霜月切に 辰の年
巳ハ安永を祈る初春
又天明の寛政と替りたる狂哥
「天明ハ喰ふやくハすて 八九年
けふから安い 米くわんせい
出典 日本の歴史地震史料 拾遺 四ノ上
ページ 421
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 徳島
市区町村 半田【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

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