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項目 内容
ID J2902286
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1921/12/08
和暦 大正十年十二月八日
綱文 大正十年十二月八日(一九二一)
書名 〔増田実日記Ⅱ〕○我孫子市我孫子市史編さん室編集H9・8 我孫子市教育委員会発行
本文
[未校訂]十二月八日(木)曇
 昨夜は[峻烈|しゆんれつ]なり大地震あり。短時刻なりと雖も、其の
振動や実に希に見るべし。而して後、劣れと雖も振動実
に拾回餘、恐々として眠るも得ず。明くれは天空異様に
暗黒を呈し、名のみの降雨ありて誠に穏やかならさる雲
行なり。雨か風か果た雪か。而して朝後又二回の震動を
見る。何か地変の起るにや。聞けば可なり器物の破壊せ
る等、被害の尠少ならざる家ありと。殊に墓地の石碑の
倒壊せる少からざるには一愕を喫す。
 此の日且って傳言ありし如く、送兵[旁々|かたがた]四季会の開催。
余当番にて朝来炊事等に奔走、寸暇だになし。今年度最
終の事とて豫算を計上、鶏を一羽求して鳥飯の嚮(饗)應をな
す。
出典 日本の歴史地震史料 拾遺 三
ページ 799
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 千葉
市区町村 我孫子【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

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