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項目 内容
ID J2902232
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1909/01/13
和暦 明治四十二年一月十三日
綱文 明治四十二年正月十三日(一九〇九)
書名 〔森鷗外・母の日記〕○文京区千駄木町森峰子原著 山崎国紀編S60・11・30 三一書房発行
本文
[未校訂]十三日
けふは正午よりまた烈しく雪降り出し、寒さ烈しく、家
の中に有る者皆氷る。近年に無きさむさなり。終日こた
つに居る。夜(る)風吹出し、地震有〈り〉て少々寒さ
ゆるむ。
※十三日(水)、前の雪未だ消えぬに又雲降り出づ。梨本
宮妃欧洲へ立せ給ひしかど送りにえ往かざりき。赤司
秘書官鷹一郎文士糾合の初度の集会につきて商議に来
ぬ。意見を陳べて大臣に復命せしむ。上田中将有沢新に
近衛に就任して挨拶に来ぬ。夕に上野に青楊会を催す。
上田敏、永井荷風等来ぬ。雪を冒して帰る。夜半地震あ
り。それより寒気少し和ぐ。
明治四十二年三月十三日
出典 日本の歴史地震史料 拾遺 三
ページ 791
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 東京
市区町村 文京【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

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