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項目 内容
ID J2902061
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1896/06/15
和暦 明治二十九年六月十五日
綱文 明治二十九年六月十五日(一八九六)〔三陸〕
書名 〔阿部家家扶日記〕○東京麻布霞町 阿部正靖氏蔵学習院大学史料館、マイクロ92-No.591
本文
[未校訂](六月廿五日の条)昨廿四日記分
華族会館長侯爵蜂須賀□(殿カ)ヨリ左之通り通知有之候
今回三陸沿海ノ海嘯ハ頃刻ニシテ無数ノ市街村落ヲ一
掃シテ唯惨淡悲哀ナル光景ヲ 一百里ノ洲濱ニ残スノ
ミ今回迄ノ報告ニ據ルニ總計死者二萬五千余人負傷者
千六百余人流失家屋六千八百余戸ナリ実ニ近代ノ一大
惨事ト謂フ可シ因テ同族諸君ニ於テ各自義捐ヲ為シ以
テ救済ノ一部ニ充テラレンコトヲ冀望ス御同感之諸君
ハ本日中華族会館へ宛義捐金御送付有之度而シテ該金
円配布方ノ法ハ其筋へ依頼可(ママ)可致此段申入候也
明治廿九年六月廿四日
華族会館長侯爵蜂須賀茂韶
御名宛
出典 日本の歴史地震史料 拾遺 三
ページ 765
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 東京
市区町村 麻布【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

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