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項目 内容
ID J2900070
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1586/01/18
和暦 天正十三年十一月二十九日
綱文 天正十三年十一月二十九日(一五八六・一・一八)〔畿内・東海・東山・北陸の諸道・諸国〕
書名 〔御家中名譽〕一○土佐國群書類從五十所收五藤内藏助(「史料」五六一頁)
本文
[未校訂]一、天正十三年、吉藏義、此以前に市左衞門と革名仕候、十一月廿九日之夜深更ニ及大地震仕、長濱之御城内大
半震リ潰レ申候、一豐樣(山内)ハ御在京之御留守ニ而、市左衞門(五藤爲重)義一番ニ蒐付候へとも、暗
さハくらし何事も難見合之處ニ、潰レたる御殿之上より奧樣見性院樣御事、之御聲にて、市
左衞門歟と御意被成候間、急御答仕候ヘハ、およねハと御尋ニ付、とても御遁レ被成
ましくとハ存候へとも、先無御恙由申上、危からぬ方へ御供仕、取テ返し、御姫樣之
御部家へ參リ、屋根を切破リ見候ヘハ、大キ成棟木落懸リ、其下ニ御乳母共ニ御息絶
長濱城内ニ
テ數十人壓
死ス
て被爲伏候由、其外御城内ニ而乾彦作を初、數十人相果、潰レたる下より出火いたし
燒死者モ少
カラズ
候所も數々有之火ニ燒死候者、も又不少、御家中人數追々馳集リ、漸消留申候由、市左衞門儀終夜
走リ廻リ、諸事裁判仕候と申傳候、
出典 日本の歴史地震史料 拾遺 三
ページ 67
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 高知
市区町村

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