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項目 内容
ID J2801267
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1872/03/14
和暦 明治五年二月六日
綱文 明治五年二月六日(一八七二・三・一四)〔石見・安芸〕
書名 〔吉海町史〕○愛媛県 矢野勝明・渡辺市衛・丹下辰郎編S46・10・1 愛媛県越智郡吉海町役場発行
本文
[未校訂](一) 地震
 椋名の元庄屋、柳原家の記録によれば、明治五年二月
六日より、同年三月六日まで、一ケ月間の長期にわたっ
て、断続的に地震が起こり、人々を恐怖に誘い込んでい
る。以下にその記録のあとをたどってみる。
地震
一、二月六日申下刻 終夜少しずつ震い、折々、大分
震う。
一、七日 少しずつ震い、戌刻大分震い、夜も時々震
う。
一、八日
一、九日
一、十日 朝震い、それより間遠くなり、この様子な
れば治より候間申し居り候処、寅刻、余程震
い、子の下刻、少し震い、それより朝まで治
まる。
一、十一日 辰刻、小さく震い、巳中刻、前の大震に
戻り、普通の四分位震い、夜分は震いなし。
一、十二日未刻 小さく震い、翌朝まで震いなし。
一、十二日巳下刻 壹分半震う。
一、十四日
一、十五日 辰刻小震
一、十日六 未刻小震
一、十七日 未刻小震
一、十九日 午刻より未上刻まで多く震い、酉上刻貳
分震う。
一、廿日 戌上刻壹分五震う。
一、廿一日
一、廿二日 未上刻貳分震う。
一、廿四日 辰下刻時合より西風、午刻よりはげしく。
一、廿五日 夜半時分、たびたび夜
一、廿七日 夜三度小震 廿
一、廿九日 申刻より多く震い、寅刻壹分震う。
一、卅日 卯刻より多くて止む。戌下刻より雷多く、
寅刻時分より多くて止む。
一、三月一日 卯刻より晴天
一、三日頃に局
一、同五日 未刻小震
一、同六日 戌刻小震
出典 日本の歴史地震史料 拾遺 二
ページ 512
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 愛媛
市区町村 吉海【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

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