[未校訂]十六日 日曜日
(前略)
夜の九時十五分に強い地震があり、それは優に二分間
にわたって次から次と続いた。それで家々やその中にあ
ったものは揺れたり震えたりした。
十九日 水曜日
北西の風、肌寒い風の吹く天気。
本日は、夜七時ころ地震があったが、それに先立ち、
遠方で大砲を射つ時のような鈍い一撃があり、地震の後
には強いぶんぶんという騒音があって、それが東から西
へと移って行った。その後三〇分ほどして、再び強い突
風が起こった。
西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
項目 | 内容 |
---|---|
ID | J2700716 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1820/04/16 |
和暦 | 文政三年三月四日 |
綱文 | 文政三年三月四日(一八二〇・四・一六) |
書名 | 〔長崎オランダ商館日記 八〕○長崎H9・3・21雄松堂出版発行所 |
本文 |
[未校訂]十六日 日曜日
(前略) 夜の九時十五分に強い地震があり、それは優に二分間 にわたって次から次と続いた。それで家々やその中にあ ったものは揺れたり震えたりした。 十九日 水曜日 北西の風、肌寒い風の吹く天気。 本日は、夜七時ころ地震があったが、それに先立ち、 遠方で大砲を射つ時のような鈍い一撃があり、地震の後 には強いぶんぶんという騒音があって、それが東から西 へと移って行った。その後三〇分ほどして、再び強い突 風が起こった。 |
出典 | 日本の歴史地震史料 拾遺 別巻 |
ページ | 989 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 長崎 |
市区町村 | 長崎【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
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