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項目 内容
ID J2700688
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1808/03/05
和暦 文化五年二月九日
綱文 文化五年二月九日(一八〇八・三・五)
書名 〔長崎オランダ商館日記 三〕○長崎H3・3・21雄松堂出版発行所
本文
[未校訂]四日 金曜日
 薩摩から一隻の中国ジャンク船が到着した。
 昼一時頃、雷と稲妻が始まり、それは
五日 土曜日
夕方まで継統した。また正午と午後四時に地震を感じた。
それとともに、四時にここで不思議なことが起こった。
すなわち、湾内の水が五分もしない中に、一四から一五
フィート引き、同様な早さで、ふたたびもとの高さに上
った。ついでふたたび同じ早さで引き、こんどはゆっく
りとふたたび上った。湾内に投錨していたバルク船は大
きな流れとともに、風もないのに大ゆれにゆれた。風向
はさまざまだったが弱く、この三日ほど暖かかった。
出典 日本の歴史地震史料 拾遺 別巻
ページ 984
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 長崎
市区町村 長崎【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

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