[未校訂]○安政元年(一八五四)十一月五日、地震。
地震の少ない秋穂であるが、この日は揺れて物が落ち、
壷の水がこぼれ、人々は家を出て野原に行った。駄屋
から馬を追い出し、塩浜では沼井が揺れ込み、西ノ浦・
三田尻の塩浜には間々大痛みもでた。五日の夜は少々
あての地震十四・五度あり、七日の四ツ時にも大地震
があり、それから少々あて一日二日おきに揺れ、半年
余も揺れ、それから次第におさまった。(中津江・藤田
家文書)
西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
項目 | 内容 |
---|---|
ID | J2700334 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1854/12/23 |
和暦 | 嘉永七年十一月四日 |
綱文 | 安政元年十一月四日・五日・七日(一八五四・一二・二三、二四、二六)〔関東~九州〕 |
書名 | 〔秋穂町史〕秋穂町史編纂委員会S57・3 秋穂町発行 |
本文 |
[未校訂]○安政元年(一八五四)十一月五日、地震。
地震の少ない秋穂であるが、この日は揺れて物が落ち、 壷の水がこぼれ、人々は家を出て野原に行った。駄屋 から馬を追い出し、塩浜では沼井が揺れ込み、西ノ浦・ 三田尻の塩浜には間々大痛みもでた。五日の夜は少々 あての地震十四・五度あり、七日の四ツ時にも大地震 があり、それから少々あて一日二日おきに揺れ、半年 余も揺れ、それから次第におさまった。(中津江・藤田 家文書) |
出典 | 日本の歴史地震史料 拾遺 別巻 |
ページ | 657 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 山口 |
市区町村 |
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