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項目 内容
ID J2700307
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1854/12/23
和暦 嘉永七年十一月四日
綱文 安政元年十一月四日・五日・七日(一八五四・一二・二三、二四、二六)〔関東~九州〕
書名 〔北山村史 下巻〕○和歌山県北山村史編纂委員会S62・8・31 北山村役場
本文
[未校訂](晴雨萬日記)山口庄兵衛記
霜月五日 尤も雲かけ多く終日風吹く也。至つて寒し。
朝の内時々小地震ゆる。
〇七ツ半過より殊の外大地震ゆり出し、家内中残らず
皆逃出す。尾崎平兵衛方の道の脇へ俄かに木屋をしつ
らひ、夜通し木屋住居にて候。爰の木屋と桁続きに尾
崎平兵衛家内木屋建てる。尤も又左衛門頭取り、手伝
共也。新宅家内は爰の□一緒に居る。其上へ万右衛門
方、浦の畑家内桁続きに木屋住居也。其所へ亀田家内
同所の畑へ木屋建てる。其空四ツ辻の脇へ爰の畑へ又
右衛門方の木屋住居致す也。(翌日)暮六ツ時、中地震
一つゆりそれより時々地鳴りし、時々小地震あり。夜
の七ツ時頃より少し雪雨ふり出し、夜の明け方少し前
より木屋を出、拙ども大隠居へ行く。
(注、嘉永七年、すなわち一一月二七日より安政元年。
この年大地震で、津波が襲い各地に大被害を与えた。)
出典 日本の歴史地震史料 拾遺 別巻
ページ 621
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 和歌山
市区町村 北山【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

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