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項目 内容
ID J2601921
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1918/11/11
和暦 大正七年十一月十一日
綱文 大正七年十一月十一日(一九一八)
書名 〔池田町誌 歴史編Ⅱ(近代~現代)〕○長野県池田町誌編纂委員会H2・3・20 池田町発行
本文
[未校訂]大町地震
震源地が池田町に近い地震に大町地震
がある。大正七年(一九一八)十一月十
一日の午前三時(震源地常盤大崎地区)と午後四時(震源
地松崎南方)の二度襲ったのが大町地震である。この地
震は余震がその後十数日続いた。
 池田町では、震源地に近い堀之内に被害があり、土蔵
や葉小屋が崩れたり石燈篭が倒れたりした。
 その他では、被害はなかったが、古老の話を聞くと次
のような話があった。
◎大峰の方からゴーッという音がして、木は大風に吹か
れたように動いて、三〇〇㍍くらい向こうの木が動き
出す頃、自分のいるところが揺れ出した。(丸山義幸
平畑)
◎友だちと柿の木へ上って柿をとっている時大きな揺れ
がきて振り落とされそうで、木につかまっているのが
やっとだった。菖蒲では、竹薮や広い庭へ時々避難し
た。(県敏雄 寺間)
出典 日本の歴史地震史料 拾遺
ページ 452
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 長野
市区町村 池田【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

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