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項目 内容
ID J2601003
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1833/05/27
和暦 天保四年四月九日
綱文 天保四年四月九日(一八三三・五・二七)〔美濃・近江・福井〕
書名 〔昔からの福井の地震〕上杉喜寿著H8・1・30
本文
[未校訂] 『池田町史』では、この村の「大庄屋御用日記」から
引用して、「越前地震」と命名、九ツ過ぎ(〇時半頃)に
発生したとする。
 (中略)
 また『石川県災異誌』には、「昼ノ九ツ半(後一時頃)、
金沢にてはこれ程大きなるものはなし」とある。かつて
ないところの強震だったのであろう。
 (中略)
 池田郷の奥に河内という集落があり、ここの旧家飯田
家に保存されてきた古文書中の断片に、「[巳|み]ノ四月九日
地震、[楢俣|ならまた]奥山崩れる」とあった。年号は十二支ではあ
るが、「巳年の四月九日」とあるから、日時が合致する
ので、敢えて取挙げてみた。この楢俣の奥山とは、冠山
の西方に聳える金草岳(一二二七メートル)に当るもので
あろう。
 余震は八月末まで続いた。
出典 日本の歴史地震史料 拾遺
ページ 260
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 福井
市区町村 福井【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

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