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項目 内容
ID J2500140
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1828/12/18
和暦 文政十一年十一月十二日
綱文 文政十一年十一月十二日(一八二八・一二・一八)〔越後三条〕
書名 〔白根市史巻一 近世史料〕○新潟県S60・9・25
本文
[未校訂](清水沿革誌)
○同拾壱戊子年 霜月拾弐日ヨリ三條地震ト称シ 大々的
震動ス 為メニ老若男女戦々競々皆竹林薮中ニ避難セリト
其景况ヲ記スレバ震動スルコト七旬余 昼夜止ム無シト聞
ク 大地亀裂ヲ生ジ 人ノ手足ヲ挟ム 所々ニ火災起リ
人畜死シテ死屍累々 其惨状筆紙ニ尽シ難シ 此頃ノ著書
地震クドキ有リ 読ミテ知ルベキナリ幸ヒ清水ハ被害ナ
シ 全ク常々神仏ノ守護ニ因ルモノト信ズ
(異筆)
「此震動ノ為 新飯田ノ通シ川ト称スル信濃川本流全ク潰
シタリ 争勿レ 例証シテ曰ク 享保拾壱年ノ製図ニ明ナ
リ」
(古事集草記)○茨曽根村
同(文政)拾壱戊子年 三條地震と称し 古来聞かさる大々
的震動す時そ霜月拾弐日より 大なる時ハ大地亀裂して
人畜の手足を挟む為ニ 小なりと共恐れ 老若男女避難し
て竹薮へ逃込 震動大小する事凡そ七拾余日 昼夜止ます
と所々ニ火災ハ起り 実ニ地極(獄)を印せしと思ふ
出典 新収日本地震史料 続補遺 別巻
ページ 131
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 新潟
市区町村 白根【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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