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項目 内容
ID J2500067
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1707/10/28
和暦 宝永四年十月四日
綱文 宝永四年十月四日(一七〇七・一〇・二八)〔東海以西至九州〕
書名 〔宝永四亥十月四日地震之節遠州気賀御関所十月四日午中刻地震ニ付破損仕候所々書付覚〕浅見潤子氏提供
本文
[未校訂]一桁行六間半
梁間三間
 御番所
附テ三方ニ庇五尺ニ長延テ十四間後方ニ壱間ニ弐間ノ
庇共ニ
此坪数共九坪壱合九夕
右御番所所々くさびぬけ家ひづミ敷居鴨居壁石口はつれ
はめ戸障子損し棟瓦落屋根共ニ損し申候当分繕番人ハ罷
在候
一桁行五間半
梁間弐間
 向張番所
内ニ九尺ニ七尺ノ籠屋
附テ表ヲ間半ニ五間半ノ庇表ニ壱間ニ五間半ノ庇
此坪数十九坪弐合九夕
右向張番所所々くさびぬけ家ひづミ床落石口のき敷居鴨
居壁はめ戸障子損し棟瓦落屋根損し申候当分繕番人ハ罷
在候
一九尺四方
惣廻りニ三尺庇有り
 撞鐘
右撞鐘石垣崩所々くさびぬけはめ板敷屋子共損し南方江
かたぎ申候当分繕かたぎをなをし置申候
一四尺ニ六尺 御札場
右御札場石垣崩矢来損し申候当分石垣矢来共ニ繕御札立
置申候
一明壱丈弐尺両袖扣有
両脇くゝり
 冠御門
右冠御門くさびくつろぎ北方にかたぎ両袖のき扉明たて
不罷成候当分ひづミを直しかうばり致しつなきかすかい
をうち扉明たて成候様仕置申候
一明壱丈九寸両袖扣有
両脇くゝり 町口木戸門
右町口木戸門柱根朽さかりくさひくつろき両袖のき扉明
たて不罷成候当分かうはり致ひづミを直しつなきかすか
ひうち扉明たて成候様仕置申候
一五拾壱間 惣矢来
右矢来不残石垣共ニくつれ矢来土台共ニ朽申候当分押立
朽候所々繕扣致御要害能様仕置候
一五拾間 惣塀
右塀不残倒損し申候
当分囲致御要害能様仕置申候
以上
宝永四亥
十月九日
右は宝永四丁亥年十月四日午ノ中刻地震ニ付御関所絵図元
録(ママ)八己亥年八月と有之御関所御修覆仕用帳面書付ニ引合右
絵図間数共ニ書付同十月九日ニ以飛脚江戸江差下候也
千振治部太夫
行田勘七郎
須藤左近兵衛
出典 新収日本地震史料 続補遺 別巻
ページ 39
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
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版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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