地震史料集テキストデータベース

[未校訂]二日　亥半刻地震微長久而不止
七日　寅刻地震
十二日　寅刻地震
十六日　卯刻小震辰刻小震
十一月朔日　亥半刻地震
四日　戌刻後地震
十月三日仕立六日着江戸飛脚届書　十月二日夜亥上刻ヨリ一
時半計ノ間市中大半倒、御丸ノ内同断、夫ヨリ出火ト相成、
火口ハ丸ノ内ニテ四口計、神田佐久間町一口・浅草出口小川
町二口・芝愛宕外辺三口計、鉄砲洲辺二口、イマタ火鎮リ不
申荒増可申上候、日本橋辺ニテ死人怪我人夥シク御座候、尤
地震モ折々御座候、聢トイタシ義ハ重便申上候
十月三日出六日著（ママ）三井八良右衛門へ着　丸ノ内因州様・酒井
雅楽頭様・会津様・松平下総守様・永井様・本多中務大輔様・
鍋嶌様其外方々御焼亡モ有之由、町方ニテハ京橋辺芝露月町
辺ヨリ神明前辺、小川町辺、下谷浅草辺数ケ所并ニ吉原町・
芝居町・向嶌・深川一円焼失、誠ニ前代未聞ノ儀、偖又三
廻り御社町御供所・向末社トモ不残震崩シ、御神体迄及破損
候、何分大地震ノ上所々出火ニテ委シキ義ハ未相分不申候エ
共、怪我人等ハ不少趣ノ由
十月三日出柏屋孫左衛門方へ着　昨二日夜亥ノ刻何トナク震
動致シ、何事ト存候内古今稀成大地震ニテ、一時ニ二・三尺
程モ震上ケ候ニ付、一同驚入、往来へ駈出シ相次罷在候内、
四方八方出火ト相成、浅草辺新吉原・下谷辺、浅草蔵前・本
所・深川・芝口・京橋・丸ノ内・小川町、右ノ場所火口三十
四程ニ相成、誠ニ天変トハ乍申何共恐入候
十月二日夜亥刻ヨリ一時斗震ヒ、江戸市中七分通崩レ、土蔵
不残損シ、尤橋々ハ無事ノ由、但シ丸ノ内ニテ火口四口斗、
神田辺佐久間町ニテ一口・小石川小川丁辺ニテ二口・芝愛宕
辺ニテ三口・浅草辺ニテ二口、日本橋辺ニテ死人大変ニ相成、
辻々往還死人・怪我人山ノ如ク目モ当ラレス有様ノ由
十月二日亥刻大地震ニテ出火、新吉原・浅草・駒形・御厩川
岸辺、猿若町三芝居共、外神田・上野広小路・池ノ端・茅丁
一・二・三丁目・虎ノ御門外・丸ノ内所々・京橋前後・深川
一円焼失、翌三日辰刻鎮火
相可西村氏来状　今二日夜四ツ時頃大地震有之、当店奥蔵始
其外不残大破損、店中ハ別条無御座、此段御安慮被為思召可
被下候、右ノ跡存外ノ大火ニ相成候エ共、本郷店辺ハ出火ノ
様子相見エ不申候、其余ハ四方八方一円ニ出火ト相成、風ハ
西北風ニ御座候へ共、只今風下ノ火先キハ下谷御成街道辺ニ
御座候、右様遠ク御座候間先安心ハ仕居候、先内神田ヨリ日
本橋・両国辺ハ出火ノ患無之様奉存候、一会津様酒井様両御
屋敷トモ御殿モ御焼失ノ由、右及其外怪我人即死人沢山誠ニ
大変成事ニ御座候、一勢州表ハ去ル廿八日ハ大震二日夜四前
小震、三日夕六時同上、四日昼過同上、六日朝四ツ比同上
（注、かわら版写し一件省略）
物部修逸申来　扨昨日御裏御殿エ御機嫌伺書状差出候処中々
紙墨ニ難被尽大変ニ御座候、小石川御館モ大半傾覆仕候、線
姫君様御始御本丸へ御立退、両黄門様ニモ御同様、可惜ハ戸
田誠大夫・藤田虎之助両肱股共圧死、扨々嘆息ノ至ニ御座
候、先ツ両黄門様御機嫌克御登城被遊候、其余死亡人不可挙
数、近キ処ニテハ丹州亀山侯等モ馬斗二千余斃圧候、人間ハ
勿論ニ候、其外四十六ケ所諸侯方大小怪我人夥シク御座候由、
水藩吉田了節義モ一昨日伯父藤田東湖圧死ニ付、関東表へ発
足仕候、定テ是マテ御書謝辞無之義ト奉存候、何共御迷惑ト
奉存候、何モ拝謁縷々可申上候
亀山深海立助来状　当月二日夜亥刻江戸大地震并大火、亀山
上屋敷一宇モ不残破潰焼亡、圧死焼亡人、亀山藩中ニテ老若
六十四人ニ御座候、君上豊前守無別条、即刻紅葉山へ御出勤
ノ趣ニ相聞候、此段御安意可被下候、江戸諸藩中海防御手当
ノ武器并ニ焰硝等多分御貯有之候処、此度大地震破潰出火ニ
テ、諸家ノ焰硝一時ニ火移リ申、江戸市中諸藩邸中猛火ニ相
成申候趣モ相聞申候、江戸表大地震大火、亀山上屋敷中ニテ
横死人別紙ノ通老若男女惣合六十七人ニ御座候、尤上屋敷中
ハ一宇モ不残倒レ焼ケ申候趣ニ御座候、君上豊前守殿ハ無別
条即刻登城ニテ、紅葉山エ御詰有之、尤歩行ニテ従者三人ニ
テ登城ノ趣ニ相聞申候、二日亥刻大地震一時半斗御丸ノ内并
ニ市中大半潰レ夫ヨリ出火ニ相成丸ノ内四ケ所出火、神田佐
久間一口・浅草二口・小川町二口・芝辺三口・鉄砲洲二口・
日本橋死人・怪我人夥シク、吉原不残、駒形御馬屋町・三芝
居不残、外神田・広小路・池端・茅町一・二・三丁目不残御
丸ノ内所々虎御門外京橋深川一円焼失辰刻鎮火仕候
江戸中七分倒土蔵不残損、怪我人・死人不知数、江戸中出火
四十余ケ所火ノ手上リ候、亀山上屋敷ニテ横死人名前　中野
孫六同人家来一人、堀金大夫子供二人・下女一人、荒川衛士
子供二人・下女一人、千馬小膳太、西脇乾同人妻・下女二人
子供一人、橋本郷大夫母一人、檜山忠平次男孝太良、高井継
次弟軍平、岡野小藤次祖母一人、石田鉄二良娘一人　岸田惣
兵衛母・妻二人、村上角兵衛忰富之介、伴志津馬娘一人、伴
右衛門同仙吉、山川喜右衛門妻一人、岡野荻右衛門母・妻小
供春賀　坂部新六同人姉、同人妻、吉田礒二良母・妻二人、
和田専次同人妻・同人忰、白井勝助、松本藤吉、井上伴次同
人妻、荻野祐右衛門小供一人、近金登代蔵養母一人、坂部正
五郎、木村孫七、芦田元吉、市川権大夫、大津庄蔵忰惣太良、
西田仲右衛門妻一人、松井連平妻・小供、江戸組足軽遠山謙
吉、徳永喜太良、右部屋卯村一人、陸尺一人、中間五人、御
奥女中一人、御奥（衍カ）女中一人岩寄吉兵衛妹一人、横死人六十七
人内男四十二人・女二十五人
西村来状　勢州表十月二日夜四前小震、三日夕六時同上、四
日昼過同上、六日朝四比同上、十日夜六半前・四半過ト小震
有之、当方山田辺ハ昨冬ノ大震ヨリ兎角高汐ニ候処、去ル廿
八日大震ヨリ常ヨリ低ク成候由ニ御座候、江戸ヨリ便有之誠
ニ大変、品川三ノ御台場モ崩壊仕候、二日大震ヨリ小震ハ何
度トモ数不知候処、三日昼後ヨリ大ニ遠ヌキ、一時ニ一度位
ノ由、三日四時比中震有之、其後一時ニ一度位ツゝ有之候共
アマリ大キクハ無之由、二日夜ノ出火ハ凡四十八所許モ有之
由、三日夜モ処々出火有之候、江戸再信、五日夜八時中震、
六日朝ヨリ大ニ遠ヌキ、又七時比震申候由申来候、勢州十六
日朝六時小震仕候、江戸九日出ノ信ニ三ノ御台場ハ不焼、二
ノ御台場ハ焼失、七日夕六ツ時比余程ノ地震倒カゝリ候土蔵
壁落所々、即死・怪我人有之候
十月三日　水戸中納言殿右ハ昨夜地震并火事ニ付為伺御機嫌
御登城、於御白書院謁太田播磨守、一右同断ニ付紀伊殿・尾
張殿ヨリ使者被差出之、於躑躅ノ間謁御目付岡部駿河守、一
右同断ニ付溜詰高家詰衆・御奏者番登城、於席々謁老中、一
伊勢守屋敷大破ニ付御用番代大和守勤之、一本多越中守同断
ニ付御用番代鳥居丹波守勤之、一伊勢守妻昨夜亥刻死去遠慮
ノ処御免ニ付即刻登城
十月七日　日光御門跡御使大沢右京大夫　日光御祈禱料金五
枚、御祈禱料銀百枚、比叡山門御祈禱料銀三十枚○増上寺方
丈上使安藤長門守御祈禱料銀百枚、右此度稀成地震其後モ
時々地震致シ近来諸国モ度々地震有之候ニ付テハ、此上世上
安全ノ為御祈禱御執行ノ儀被仰遣之
（注、かわら版写し一件省略）
江戸来状　当地地震未タ不相止時々震動、瓦震落シ、今少シ
厳シク相震候ハゝ不残打倒候哉ト、今以当地一統土間仮住居
ニ御座候、大工・左官手伝払底ニ付、御城諸屋敷市中ハ焼場
潰場破損所等其マゝニテ、雨露ヲ凌兼候有様ニ御座候、焼失・
打潰・破損等ニテ一屋敷ニ付凡百人・二百人、大藩ノ向ハ
五百人モ死亡怪我等有之、諸侯歴々ノ内ニテモ潰死或ハ奥方
潰死等多御座候由ニ候エ共、皆相秘シ、家来ノ者モ余リ口外
不仕候、右様数多ノ死人ニ付、侍分迄ハ瓶或ハ桶ニ入相葬リ
候エ共、夫ヨリ已下ノ分ハ公儀伺ノ上焼跡ニテ手焼イタシ或
ハ一ツ穴エ埋葬ノ向モ有之、江戸惣人数ノ内一部通焼死・潰
死・怪我等有之、惣屋建ノ内一分通リ無難、一分通ハ焼失、
六分通ハ潰レ、二分通ハ大破損ニ御座候、其内神社・仏閣等
境内ハ殊ノ外破損潰レ等有之候エ共、重立候本社・本堂等ニ
限リ何レモ無難、誠ニ不思議ニ候ト申触居候、一諸屋敷方類
焼・潰レ・破損見分為致候上屋敷ノ分凡三分通、大略ニハ御
座候エ共今便別冊奉備御覧候、尚跡六七分通リハ追々見分為
致後便可奉申上候、猶又市中売歩行候焼失潰レ破損所ノ書附
三通奉差上候、右モ日々板行相替リ候、広大ノ土地ニ付売人
モ一時ニ難行届事ト相ミエ、十分一程ヨリ相認無御座、猶委
シキ方入手次第可奉指上候
○松平時之助・南部美濃守・松平肥前守・松平肥後守・有馬
備後守・森川出羽守・遠藤但馬守・松平豊前守・本多中務大
輔・伊東修理大夫・永井遠江守・松平下総守・堀田備中守、
右潰レノ上丸焼ナリ○榊原式部大輔・阿部播磨守・鍋嶌甲斐
守・板倉周防守、右丸潰レナリ○土井大炊頭、右丸潰レ半焼
○亀井隠岐守・北条相模守、右半潰半焼○松平相模守、右八
分通リ焼ル○酒井右京亮・板倉伊予守、右半潰レ○安藤長門
守、右九分潰○酒井雅楽頭、右半焼御守殿モ土塀崩レ大破損
○大岡越前守、右表門長屋残リ内ハ七八分通リ潰レ○九鬼式
部少輔、右外長屋少々破損玄関潰レ土塀崩○佐竹右京大夫・
藤堂和泉守・宗対馬守・立花左近将監、右表門長屋少々ツゝ
破損潰レ等有之屛内向格別破損無之○松平加賀守・松平豊之
丞・松平出雲守、右本家三家共格別ノ潰レ無之少々破損有之
○青山大膳亮、右長屋三十間斗潰レ内ハ不分○酒井左衛門尉、
右表門無難裏門潰レ内不分○本多隠岐守、右外長屋破損中長
家潰レ土屛崩レ内ニモ破損有之○伊達若狭守、右外長屋損シ
玄関潰レ内不分○松平越後守・松平阿波守・松平土佐守、右
外長屋破損内長屋潰レ内不分○小笠原左衛門佐、右外長屋半
潰レ其外内向半潰レ○松平和泉守、右外長屋少々潰レ其外破
損多有之○松平内蔵頭、右長屋破損内ハ格別潰レ無之○阿部
伊勢守、右外長屋少ツゝ潰レ内長屋并奥向潰レ焼ル○久世大
和守、右同断内長屋奥向破損多シ○細川越中守、右外長屋破
損奥向不分○松平伊賀守・松平玄蕃頭・牧野備前守・本庄安
芸守、右外長屋内長屋大潰レ奥向破損多シ○松平大膳大夫、
右外長屋潰レ奥向焼ル○上杉弾正大弼、右外長屋潰レ内ハ不
相分○松平安芸守、右外長屋二丁程潰レ内不分○井伊掃部頭
右外廻リ損シ所々少々内モ格別損所無之由○松平兵部大輔・
大村丹後守、右外廻リ少々損シ内ハ不相分○松平讃岐守、右
外長屋一町程潰レ其外大破損○水戸殿、右表門損シ外長屋潰
レ土屛不残崩レ内長屋八分通潰レ奥向大破損○小笠原佐渡
守・水野出羽守、右半潰レ○南部丹後守・前田丹後守、右外長
屋破損内不分○高家由良播磨守、右潰無之大破損○南町奉行
池田播磨守、右破損ハ有之潰レハ無之○北町奉行井戸対馬守、
右大破損ノ由○内藤駿河守、右表門長屋少々残リ其外不残焼
ル○岡部因幡守、右丸焼○土屋采女正、右大破損○小川町火
消屋敷、右類焼火ノ見斗残リ○本多豊後守、右表長屋其外大
損シ○松平越中守、右外長屋破損○松平左衛門尉、右外長屋
潰レ其外大破損○酒井修理大夫、右土塀崩レ表門并外長屋五
六間潰レ内不分○青山下野守、右玄関崩レ其外大破損○土井
能登守、右同断○戸田長門守、右裏門長屋少々残リ其外不残
焼ル○寺社留役籏本小俣稲太良、右半潰○同上星野金吾、右
同断○御右筆組頭竹村七左衛門右七分潰レ○御右筆中村又兵
衛、右丸潰レ○紀伊殿、右外廻リ少々破損内ハ格別損シ無之
○中川修理大夫、右長屋向潰レ所々破損、右ハ何レモ上屋敷
ニテ中屋敷下屋敷等如何未タ見聞不仕相分候丈申上シ也
○大手御門・桔梗御門、右潰レ其外櫓等所々大破損○半蔵御
門、右半潰レ○本郷町々、右破損少シ○東叡山、右破損少シ
上野町ハ大破損ニテ井藤松坂屋辺ハ焼ル○浅草御坊、右御堂
破損ナシ其外所々大破損○浅草寺、右本堂無難二王門破損其
外境内所々破損○浅草並木通リ同御蔵前通リ、右一円大破損
○吉原、右丸焼九分通人数焼死一分通助カル○千住宿、右大
破損死人有之○本所深川、右ハ凡惣潰レ無難至テ少シ死人数
不知○牛込辺四ツ谷辺、右大破損○青山辺、右破損少シ○麻
布善福寺右本堂書院向少々瓦落ル、経蔵太子堂破損其外格別
破損無之、惣テ此辺格別破損無之○黒田豊前守・増山河内守・
井上筑後守・大関但馬守右居屋敷皆潰○堀丹波守表門長屋
残リ其外七分通潰○石川日向守、右潰レ半焼○建部内匠頭、
右表長屋玄関残ル其外潰レ○稲葉長門守外廻リ破損其外所々
瓦落傾有之○織田兵部少輔・小笠原土用（ママ）犬丸、右半潰○小出
信濃守・本多伊予守・松平主殿頭、右大破損○宮城巌之助、
表門玄関少々残ル其外皆潰○松平陸奥守・松平左兵衛督・大
久保加賀守、右表長屋少々損シ○溝口主膳正、右表玄関奥向
皆潰○松平裕之進、表長屋損シ裏長屋皆潰○森越中守、右表
門潰長屋破損○三浦志摩守・織田舒丸・渡辺備中守・高木主
水正・脇坂淡路守・平野亀松丸、右少々宛破損
（
注、以下、「地震一件」にある触、市中武家被害、か
わら版写しなど他出あるもの、類書あるものは省略
する
）
西村書状　江戸十二日昼八半比余程ノ地震有之、勢州表ハ十
八日暁七前小震、十九日同刻同断・昼九時同断
十月二日大地震ニ付死人御届　大久保佐渡守死人三人　加藤
大蔵少輔十人　建部内匠頭十四人　加藤於兎二郎五人　牧野
遠江守四人　堀田越中（ママ）守十四人　大関信濃守二人　中川修理
大夫八人　加藤越中守二人　藤堂和泉守十人　新庄亀次郎三
人　岡部筑前守四人　大岡越前守二人　小笠原佐渡守七人
南部美濃守三十五人　松平安芸守二人　六郷筑前守六人　本
多中務大輔八人　松平越中守二人　牧野備前守二十五人　堀
長門守八人　堀出雲守二人　松平三河守八人　細川能登守三
人　有馬知四郎五人　松平美濃守二人　毛利淡路守一人　松
平伊賀守廿三人　松平讃岐守十五人　堀田鉄太郎十一人　松
平下総守百十九人　松平駿河守五人　酒井左衛門尉三人　松
浦壱岐守五人　有馬備後守十九人　堀丹波守六人　松平伊豆
守五人　松平内蔵頭十三人　堀田豊前守十五人　織田安芸守
一人　岩城伊予守十四人　内藤駿河守七人　遠藤但馬守五人
松平相模守七十九人　松平越前守三人　榊原式部少輔十四人
秋元但馬守二十二人　小笠原左衛門佐七人　阿部播磨守十一
人　太田摂津守十一人　脇坂淡路守一人　松浦豊後守八人
井上河内守二十四人　板倉周防守六人　柳沢弾正少弼二人
津軽越中守七十九人　増山河内守二十一人　宗対馬守四人
岩城靱負七人　西尾隠岐守二人　木下図書亮二人