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項目 内容
ID J2300216
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1707/10/28
和暦 宝永四年十月四日
綱文 宝永四年十月四日(一七〇七・一〇・二八)〔東海以西至九州〕
書名 〔晴雨日記〕○高知県宇佐市▽
本文
[未校訂](慶応元年)
六月十二日 晴 浦ノ内三ツ松の庄平といふ者来る此男ハ石
鉄参りの講頭ノ由其者扣地の傍ニ古塚有昔より言伝へニ宝
永四亥大変ノ砌流来りし者ノ墓地といふ先年今川内村小左
衛門己家を立ルとて其塚を掘少々骸骨の有し迄皆掘取り山
へ投上しニ夫より後彼家ニも病人絶へす先達て右庄平自分
扣山をきりしニ俄ニ足すくみ動かれぬ様ニ成りしゆへ怪ミ
ツゝ手伝の者共を呼ひ道へ舁出し貰ひ扨足をさすり揉ミ大
分快く成儘々是ハ合点行かす若や塚のたゝりならんもしれ
すと思ひ塚ニ向ひ祈念すれハ忽チ告有ていわく我ハ宇佐浦
橋田ノおこめトいふ者にて亥ノ大変ノ時船にて流レ此処へ
上り死せし後此方より人ニ崇をなさんとハ思ハね共我墓を
気儘ニ崩せハ天から其者へ罰を当ルニ依て病人もたへす是
ハ自分ニ災を招クといふ者也。
出典 新収日本地震史料 補遺 別巻
ページ 218
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 高知
市区町村 宇佐【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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