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項目 内容
ID J2207011
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1867/10/30
和暦 慶応三年十月四日
綱文 慶応三年十月四日(一八六七・一〇・三〇)
書名 〔地震史料〕
本文
[未校訂](加藤田日記)○福岡県久留米
同年十月去る四月の夜、高良山四・五度大に震動、去る十
四・五日の頃良山座主より寺社奉行に達し候事。同十九日
の夕又震動、人心きょうきょう。十一月六日、良山霊屋朝
五ツ過き大に鳴る。七日祈禱致し候処、備えの神鏡自然に
落ち候ニ付(カ)人々大に恐怖
(加藤田日記)
十月四日 高良神廟震動の事、政府より奏聞に及ぶべく候哉
否やを明善堂講釈方ならびに国学方へ問合せられしに、番
僧一人の儀にて奏聞に及ぶまじき旨、教授方伴勝三郎申出
候。蒙古襲来の節、神廟鳴動し候由申し伝え候えども伝記
これなし。朝廷においても確拠これなし、鴨廟鳴動の事は
朝廷に記録せる所にして世人の知る所なり。昔時、良山神
前の硯に瑞花を生じ、筑後国は吉と朝廷に記録せり、良山
神廟十月四日に五度震動これあるに付、国家安全の為一七
日当山座主御祈禱候処、七日に満つるの日神鏡自ら脱して
供え具の上に落ち候て破損に及び申し候。誠にもって恐怖
の至りと十一月十一日座主より直話を聞き候と中村文太・
船曳大弐の話也
出典 新収日本地震史料 補遺
ページ 1138
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 福岡
市区町村 福岡【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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