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項目 内容
ID J2206648
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1859/10/04
和暦 安政六年九月九日
綱文 安政六年九月九日(一八五九・一〇・四)〔石見・安芸〕
書名 〔御納戸日記〕○山口県岩国岩国徴古館
本文
[未校訂]九月九日
一今日四ツ時分地震之処其已後時々小ゆり致し候処強て大極
別ハ有之間敷候得共誠用心のため露地御庭江御幕囲ニて御
取退の場相栫置候事
一右地震ニ付て吃度御使尋候御裏ゟ御次役粟屋孫兵衛御屋形
ゟ諸〆役二宮善介被差越候事
一右同断ニ付御屋形江御納戸方森脇市之介吃度御使と存候被
差遣候事
一右同断ニ付御裏江ハ御用人罷出候序ニ御機嫌相窺候事
九月十日
一 二宮元輔
境与一郎
右は地震御伺シテ罷出申置退去之事
九月十一日
一今朝以来頻りニ地震致し候ニ付御家老中老重役ノ面々御機
嫌伺として出殿有之候事
右ニ付御屋形ゟ御伺として被差越候事
一右同断ニ付佐伯祐介御屋形江被差出候事
一御手元ノ面々追々為御窺罷出候事
一右ニ付てハ今晩ゟ一役座一人宛増人数ニて相詰候ニ付焼(焚)出
被仰付候其段御膳夫方江相移候事
一御用人方宿番有之候事
一御目附方本殿亥ノ鐘後下宿之事
九月十二日
一地震静り候付御手元御番の儀□□江御戻シ可被成との御事
ニ付役座〳〵江達し候事
一今晩も震動有之候付御手元の面々代り相ニシテ不寝番いた
し候ニ付焚出しの儀御台所江申付置候事
九月十六日
一此間以来時々地震小ゆり致候処今夜中亥の鐘時分震動いた
し候ニ付ては御用人方宿番御手元三四人増人数ニシテ相詰
候事
但右ニ付て焚出差出候様御台所江申付候事
一右ニ付てハ御家老方を始重役御出入の面々追々御窺として
出殿有之候事
十月四日
一御中蔵地震ニて損候ニ付取繕致させ候ニ付高揚有之□□御
武具手当□□六郎右衛門ゟ相届候事
出典 新収日本地震史料 補遺
ページ 1102
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 山口
市区町村 岩国【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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