地震史料集テキストデータベース西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ID | J2206016 |
| 西暦（綱文） （グレゴリオ暦） |
1854/07/09 |
| 和暦 | 嘉永七年六月十五日 |
| 綱文 | 安政元年六月十五日（一八五四・七・九）〔伊賀・伊勢・大和・山城・近江・河内〕 |
| 書名 | 〔書状〕○大阪柳河藩政史料資料館分館） 立花織衛家文書 柳川古文書館（九州歴史 |
| 本文 |
[未校訂]（上包）
「 岡田六郎 平安 〆 次正之助様 」 （前略） 一此は先月十四日夜子ノ半刻頃ゟ大地震被仰之儀ハ先便御中 老迄申越召置候間御承知も被為在候御義と委細は略文仕候 先以御屋鋪内御別条之儀無御座候奉恐悦候勿論少し宛之御 破損所は出来仕候得共近国之大変ニ競申候得ハ浪花之方は 当りも軽ク就中伊勢伊賀大和南都辺烈敷大変ニ而潰家死亡 人怪我人夥敷事之由ニ近々承知仕候誠ニ哀れ成る事共伝承 仕候今ニ彼ノ地はかろからすゆり方折々仕候而已ニ当月三 日ニも余程震動仕相残り候家居抔尚又ゆり倒申候由に承り 申候浪花之方もいまた少々宛之残震仕候得共当月ニ入申候 而ハ天気も至極清暑ニ罷成先ツ只（ママ）只今之処ニ而ハ市中一統 人気も平穏と罷成申候此節之地震ハ凡十四五ケ国ニ掛り居 申候而誠ニ場広キ大変と奉存候当春以来亜墨利加炎上大地 震と丁度三大変打続申候ニ付最早世上穏ニ罷成可申と奉存 候右大震ニ付御暦ミ別紙奉備賢覧候右ハ暑中伺且御請礼為 可申上奉呈懸札候 恐惶謹言 七月十日 織衛様 岡田六郎隆欽□ 拝上 |
| 出典 | 新収日本地震史料 補遺 |
| ページ | 973 |
| 備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
| 都道府県 | 大阪 |
| 市区町村 | 大阪【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像（東京大学地震研究所図書室所蔵）
IIIF Curation Viewerで開く
地震研究所特別資料データベースのコレクションで見る
検索時間: 0.001秒