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項目 内容
ID J2205926
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1853/03/11
和暦 嘉永六年二月二日
綱文 嘉永六年二月二日(一八五三・三・一一)〔小田原〕
書名 〔嘉永五年鎌倉山之内村商人の日記について〕石井修著 「藤沢市文書館紀要 十」S62・3・31 藤沢市文書館
本文
[未校訂](日記金銭取遣之覚)○鎌倉市山之内建長寺門前商人飯田久四郎記
二日 晴天 四ツ半時大地震にて暫時之間折々ゆり、夜ニ入
る迄凡弐拾ケ度もゆり
三日 折々
四日 同断、五日も少々ツゝゆり
実以一同驚居案事候、当郷ハ所々土蔵いたみ破損等数多御
れとも家をたをし候程も無之、馬入川ゟ西之方程大きく、
小田原大地震御城内御矢倉はこはれ御殿向三分通大破、町
中近郷迄右之通、大山よりはたの領、十日市場にてハ皆以
土蔵壁は皆ふるいおとし、立居候家間々有之と申事、小田
原殿様始メ御家中野陣御張被為込候事誠ニ驚入候、順之宿
内も近郷近在も昼夜表江出四・五日之内外ニ斗住居難儀と
申事前代未聞之事ニ候
十四日 晴天 今以少しの地震折々有、扨々心配之事ニ候
出典 新収日本地震史料 補遺
ページ 932
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 神奈川
市区町村 鎌倉【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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