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項目 内容
ID J2000045
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1847/05/08
和暦 弘化四年三月二十四日
綱文 弘化四年三月二十四日(一八四七・五・八)〔北信濃・越後西部〕
書名 〔大地震之節居家押埋等之者江御手充相渡人別帳〕
本文
[未校訂](表紙)「□(ムシ)永元申年
中嶋渡浪支配
山中通村々去未大地震之節
居家押埋等之者江御手充相渡人別帳
八月 」
潰居家人別
潰之上住居障り
一金三分
 印印浅右衛門印
(注、以下、同額、人名一二人省略)
〆拾三人
一金弐分 印治兵衛印
(注、以下、同額人名九一人省略)
半潰人別
一金壱分 吉之丞印
(注、以下、同額人名二九人省略)
〆合六拾□壱分也
右は此度変災ニ付書面之通御手充金被成下置慥ニ受取銘々相
渡難有仕合奉存候、此段御請申上候 以上
弘化四未年 岩艸村
五月 名主 清吉印
組頭 理右衛門印
同断 重右衛門印
長百姓 民右衛門印
頭立惣代 佐平治印
小前惣代 吉蔵印
春山磯治様
水井忠治様
竹内多吉様
右寄書
〆居家潰之上住居障拾三軒
此御手充金□(ムシ)
〆居家潰九拾弐軒
此御手充金□(ムシ)
〆居家半潰三拾軒
此御手充金七両弐分
小以金六拾三(カ)両壱分
差上申一札之事
居家押埋人別
一金三分 吉弥印
一同三分 半兵衛印
一同三分 吉蔵印
潰住居□□(ムシ)人別
一金三分 弥惣左衛門印
(注、以下、同額。人名二一人省略)
潰人別
一金弐分 長左衛門
(注、以下、同額人名八人省略)
半潰人別
一同壱分 三郎左衛門
(注、以下、同額人名一七人省略)
〆金弐拾七両三分
右は此度変災ニ付書面之通り御手充金被成下置慥ニ受取銘々
相渡し難有仕合奉存候、此段御請申上候 以上
弘化四未年
五月 念仏寺村上組
名主 源七
組頭 喜三郎
長百姓 伴右衛門
春山磯治様
水井忠治様
竹内多吉様
右寄書
〆居家押埋三軒
此御手充金弐両壱分
〆居家潰之上住居障弐拾弐軒
此御手充金拾六両弐分
〆居家潰九軒
此御手充金□両弐分
〆居家半潰拾八軒
此御手充金四両弐分
小以金弐拾七両三分
潰家印人別一金弐分銀右衛門印
一同弐分 和兵衛
(付紙)
「本文之外念仏寺村 押埋下組
一金三分 宇右衛門
右は家内不残圧死仕頂戴人無御座候ニ付追而跡目奉願候節可被
下置候」
一同弐分 栄三郎
(注、以下、同額、人名五二人省略)
半潰人別
一金壱分 福右衛門印
(注、以下、同額人名一一人省略)
〆金三拾両弐分
右は此度変災ニ付書面之通り御手充金被成下置慥ニ請取銘々
相渡し難有仕合奉存候、此段御請申上候 以上
弘化四未年五月 念仏寺村下組
名主 平兵衛印
組頭 茂吉印
同断 勘右衛門印
長百姓 喜文治印
春山印磯治様印
水井忠治様
竹内多吉様
右寄書
〆居家潰五拾五軒
此御手充金弐拾七両弐分
〆居家半潰拾弐軒
此御手充金三両
小以金三拾両弐分
一金壱分也
忠□作
右は先般変災ニ付書面之通り御手充金被成下置銘々頂戴仕冥
加至極難有仕合奉存候、此段御請奉申上候 以上
弘化四未年五月 念仏寺村下組
名主 善右衛門印
組頭 茂吉印
同断 勘右衛門印
長百姓 喜文治印
春山印磯治様印
水井忠治様
竹内多吉様
右寄書
□小屋潰壱軒
此御手充金壱印分
居家押埋人別
一金三分久左衛門跡目
 藤吾印
(注、以下、同額人名一一人省略)
小以拾弐軒
御手充金九両
居家潰人別印
一金弐分 竜助印
(注、以下、同額人名一五人省略)
小以拾六軒
御手充金八両
半潰人別
一金壱分 甚右衛門印
(注、以下、同額人名一九人省略)
小以弐拾軒
御手充金五両
〆弐拾弐両
右は此度変災ニ付書之通り御手充金被成下置慥ニ受取銘々江
相渡難有仕合奉存候、此段御請申上候 以上
弘化四未年五月
梅木村
上組
名主 利平治印
組頭 九平治印
長百姓 福右衛門印
頭立惣代 弥平治印
小前惣代 喜兵衛印
春山磯治様
水井忠治様
竹内多吉様
右寄書
〆居家押埋拾弐軒印
此御手充金九両印
〆居家潰拾六軒
此手充金八両
〆居家半潰弐拾軒印
此御手充金五両
小以金弐拾弐両印
一金三分
右は当村佐平太去三月中大地震之節居宅土中江押埋家内不残
圧死仕候ニ付此度念仏寺村与(ママ)惣左衛門子新之助相続奉願候処
書面之通り御手充金被下置慥奉請取難有仕合奉存候、此段御
請申上候 以上
弘化五申年三月
 梅木村上組
名主 又治郎印
組頭 清吉印
長百姓 利平治印
春山磯治様
水井忠治様
竹内多吉様
居家潰人別
一金弐分 永之助印
(注、以下、同額人名三五人省略)
小以三拾六軒
 御手充金拾八両
 但し壱軒ニ付金弐分宛
居家半潰人別
一金壱分 泰助印
(注、以下、同額人名二一人省略)
小以弐拾弐軒
 御手充金五両弐分
 但シ壱軒ニ付金壱分宛
〆金弐拾三両弐分
右は此度変災ニ付書面之通御手充金被成下置慥ニ受取銘々相
渡し難有仕合奉存候、此段御請申上候 以上
弘化四未年五月
梅木村下組
名主 与五左衛門印
組頭 永之助印
同断 勝右衛門印
長百姓 磯右衛門印
頭立惣代 大治印
小前惣代 弥八印
春山磯治様
水井忠治様
竹内多吉様
右寄書
〆居家潰三拾六軒
此御手充金拾八両
〆居家半潰弐拾弐軒
此御手充金五両弐分
小以弐拾三両弐分
潰家焼失人別
一金三分
源右衛門帳下
治郎左衛門印
一同三分
同人帳下
庄左衛門印
(下げ紙)
(注、以下、同額人名五人省略)
(下げ紙)「本文之外
一金三分
鬼無里村
押埋 きよ
右は家内不残圧死仕頂戴人無御座候ニ付追而
跡目奉願候節可被下置候」
潰家水湛流失人別
一同三分
仁兵衛合地
 伝十郎印
(注、以下、同額人名八人省略)
半潰之上
住居障人別
一同三分三左衛門合地
 友右衛門印
(注、以下、同額人名八人省略)
潰家人別
一金弐分惣右衛門合地
 安左衛門印
(注、以下、同額人名二八人省略)
半潰人別
一金壱分 富左衛門印
(注、以下、同額人名六五人省略)
〆金四拾九両三分
右は此度変災ニ付書面之通御手充金被成下置慥ニ請取銘々相
渡し難有仕合ニ奉致(ママ)候、此段御請申上候 以上
鬼無里村
弘化四未年五月 名主 忠右衛門印
組頭 弥治兵衛印
同断 弥惣治印
長百姓 荘右衛門印
同断 仁左衛門印
頭立惣代 嘉金治印
小前惣代 銀右衛門印
春山磯治様
水井忠治様
竹内多吉様
右寄書
〆居家潰之上焼失七軒
此御手充金五両三分
〆居家流失九軒
此御手充金六両三分
〆居家半潰之上住居障九軒
此御手充金六両三分
〆居家潰弐拾九軒
此御手充金拾四両弐分
〆居家半潰六拾六軒
此御手充金拾六両弐分
小以金四拾九両三分
差上申一札之御事
居家押埋
一金三歩 茂左衛門
(注、以下、同額人名一〇名、弐分六名、壱分二〇人の人 名省略

〆金拾五両三分也
右之通此度変災ニ付書面之通御手充金被成下置慥ニ請取銘々
江相渡難有仕合ニ奉存候、此段御請奉申上候 以上
弘化四未年五月
日影村
名主 重蔵印
組頭 太忠治印
同断 祖右衛門印
長百姓 弥郎印
春山磯治様
水井忠治様
竹内多吉様
右寄書
〆居家押埋壱軒
此御手充金三分
〆居家潰之上焼失弐軒
此御手充金壱両弐分
〆居家潰之上住居障六軒
此御手充金四両弐分
〆居家潰八軒
此御手充金四両
〆居家半潰弐拾軒
此御手充金五両
小以金拾五両三分
差上申一札之御事
一金弐分 重郎治印
(注、以下、同額人名五人、壱分(半潰)人名八人省略)
〆金五両
右は此度変災ニ付書面之通御手充金被成下置慥ニ受取銘々相
渡し難有仕合奉存候、此段御請申上候 以上
志垣村
弘化四未年五月
名主 長三郎印
組頭 治三郎印
長百姓 広太印
春山磯治様
水井忠治様
竹内多吉様
右寄書
〆居家潰六軒
此御手充金三両
〆居家半潰八軒
此御手充金弐両
小以金五両
潰人別
潰住居障
一金三分 新左衛門
(注、以下、同額人名二人省略)
半潰人別
一金壱分 庄之助印
(注、以下、同額人名二一人省略)
〆七両壱分
右之通当三月中大地震ニ付御手充頂戴仕候潰人別并半潰人別
□御書上仕候通少茂相違無御座候 以上
弘化四未年四月
上祖山村
名主 忠左衛門印
組頭彦兵衛印
長印百姓 政吉
春山磯治様
水井忠治様
竹内太吉様
右寄書
〆居家潰之上住居障壱軒
此御手充金三分
〆居家潰弐軒
此御手充金壱両
〆居家半潰弐拾弐軒
此御手充金五両印弐分印
小以七両壱分
差上申一札之御事
押埋
一金三分 伊右衛門印
(下げ紙)
(注、以下、同額人名九人、弐分(潰 (半潰)人名一六人省略)人名六人、壱分)
(下げ紙)「本文之外
下祖山村
一金三分 押埋 惣右衛門
一同 同佐市
一同 同政右衛門
一同 同 勇吉
右は家内不残圧死仕頂戴人無御座候ニ付追而跡目奉願候節
可被下置候」
〆金拾四両弐分
右は此度変災ニ付書面之通御手充金被成下置慥ニ受取銘々江
相渡シ難有仕合奉存候、此段御請申上候 以上
弘化四未年五月
下祖山村
名主 磯右衛門印
組頭 弥長治印
長百姓 折右衛門印
春山磯治様
水井忠治様
竹内多吉様
右寄書
〆居家押埋拾軒
此御手充金七両弐分
〆居家潰六軒
此御手充金三両
〆居家半潰拾六軒
此御手充金四両
小以金拾四両弐分
差出申一札之事
一金弐分

善十郎
 (注、以下、同額人名五人、壱分(半潰)人名一一人省略)
右は此度変災ニ付書面之通御手充金被成下置慥ニ受取銘々江
相渡難有仕合奉存候、此段御請申上候 以上
弘化四未年五月
栃原村平組
名主 仁右衛門
組頭 数右衛門
長百姓 十左衛門
春山磯治様
水井忠治様
竹内多吉様
右寄書
〆居家潰六軒
此御手充金

三両
〆居家半潰拾壱軒
此御手充金弐両三分
小以金五両

三分
差出し申一札之事
居家潰
一金弐分 新助
一金弐分 のぶ
同半潰
一金壱分 治郎右衛門
一金壱分 林左衛門
一金壱分 小左衛門
一金壱分 重右衛門
〆金弐両也
右は此度変災ニ付書面之通御手充金被成下置慥ニ奉請取銘々
江相渡難有仕合ニ奉存候、此段御請申上候 以上
弘化四未年五年
栃原村西条組
名主 市郎治印
組頭 清治郎印
長百姓 吉左衛門印
春山磯治様
水井忠治様
竹内多吉様
右寄出
〆居家潰弐軒
此御手充金壱両
〆居家半潰四軒
此御手充金壱両
小以金弐両
金壱分
南村□
印藤八
右は地震之節居屋揺潰候ニ付書面之通御手充金被下置慥ニ奉
請取相渡難有仕合奉存候、此段御請申上候 以上
弘化四未年五月
栃原村
名主 仁右衛門印
同断 市郎治印
組頭 数右衛門印
同断 清治郎印
長百姓 十左衛門印
同断 吉左衛門印
春山磯治様
水井忠治様
竹内多吉様
差上申一札之御事
潰之上焼失
一金三分 源重郎印
一金三分 浅右衛門印

一金弐分 清右衛門印
(注、以下、同額人名二六人、壱分(半潰)人名十二人省略)
〆金拾八両
右は此度変災ニ付書面之通御手充金被下置慥ニ受取銘々相渡
難有仕合奉存候、猶此上難渋之者共 御救ニ付厚 御仁恵之
趣細々被 仰含被成下置候条小前末々迄為申聞難有仕合奉存
候、此段御受申上候以上
弘化四未年四月
入山村清水組
名主 利兵衛印
長百姓 兵左衛門印
頭立 与五兵衛印
同 並 久三郎印
小前惣代 半左衛門印
春山磯治様
水井忠治様
竹内多吉様
右寄書
〆居家潰之上焼失弐軒
此御手充金壱両弐分
〆居家潰弐拾七軒
此御手充金拾三両弐分
〆居家半潰拾弐軒
此御手充金三両
小以金拾八両
差上申一札之御事
一金壱分

庄五郎
右之もの居家此度地震ニ而潰候ニ付書面之通御手充金被下置
慥ニ奉受取相渡難在仕合奉存候、此段御受申上候 以上
弘化四未年四月
入山村清水組
名主 利兵衛
長百姓 兵左衛門
春山磯治様
水井忠治様
竹内多吉様
差上申一札之御事

一金弐分 清治郎印
(注、以下、同額人名二人、壱分(半潰)人名一五人省略)
〆金五両六分
右は此度変災ニ付書面之通り御手充金被成下慥ニ請取銘々相
渡難有仕合奉存候、此段御請申上候 以上
弘化四未年四月
入山村□山組
名主 清 吉印
長百姓藤兵衛印
春山磯治様
水井忠治様
竹内多吉様
右寄書
〆居家潰三軒
此御手充金壱両弐分
〆居家半潰拾五軒
此御手充金三両三分
小以金五両壱分
差上申一札之御事

一金弐分 荘右衛門印
(注、以下、同額人名九人、壱分(半潰)人名二二人省略)
惣下高金拾両壱分
右は此度変災ニ付 御手充金御下ケ被成下置慥ニ頂戴仕銘々
江相渡し難有仕合ニ奉存候、此段御請奉申上候 以上
弘化四未年四月
入山村犬飼組
名主 三郎右衛門
長百姓 荘右衛門
春山磯治様
水井忠治様
竹内多吉様
右寄書
〆居家潰拾軒
此御手充金五両
〆居家半潰弐拾壱軒
此御手充金五両壱分
小以金拾両壱分
差上申一札之御事
居家押埋
一金三分 文 治印
(注、以下、同額人名七人、弐分(潰 (半潰)人名一一人省略)人名七人、壱分)
〆金拾弐両壱分
右は此度変災ニ付書面之通御手充金被成下置慥ニ請取銘々江
相渡し難有仕合奉存候、此段御受申上候 以上
広瀬村元組
名主 弥惣左衛門印
組頭 弥惣兵衛印
長百姓 新左衛門印
頭立惣代 善九郎印
小前惣代 九左衛門印
春山磯治様
水井忠治様
竹内多吉様
右寄書
〆居家押潰八軒
此御手充金六両
〆居家潰七軒
此御手充金三両弐分
〆居家半潰拾壱軒
此御手充金弐両三分
小以金拾弐両壱分
差上申一札之御事
一金三分
右は当村安五郎義去三月中大地震之節居家土中江押埋罷成家
内不残圧死仕候ニ付、此度同村上組勝左衛門子源蔵相続奉願
候所書面之通御手充被下置慥奉請取難有仕合奉存候、此段御
請差上申候 已上
嘉永元申年八月
広瀬村元組
名主 善九郎印
組頭 新左衛門印
長百姓 弥惣左衛門印
春山磯治様
水井忠治様
竹内多吉様
差上申一札之事
居家潰之上焼失
一金三分 浅右衛門印
(注、以下、同額人名一四人、弐分(潰 (半潰)人名四人省略)人名四人、壱分)
〆金拾四両壱分 内拾壱両壱分 潰焼失十五人
弐両 潰四人
壱両 半潰四人
右は此度変災ニ付書面之通御手充金被成下置慥ニ受取銘々江
相渡し難有仕合奉存候、此段御請申上候 以上
弘化四未年五月
広瀬村上組
名主 藤兵衛印
組頭 林右衛門印
長百姓 弥五蔵印
春山磯治様
水井忠治様
竹内多吉様
右寄出
〆居家潰之上焼失拾五軒
此御手充金拾壱両壱分
〆居家潰四軒
此御手充金弐両
〆居家半潰四軒
此御手充金壱両
小以金拾四両壱分
一金弐分 居家潰 九左衛門印
(注、以下、同額人名一四人、壱分(半潰)人名九人省略)
〆金九両三分
右は此度変災ニ付書面之通御手充金被成下置慥ニ受取銘々相
渡難有仕合奉存候此段御請奉申上候 以上
弘化四未年四月
上ケ屋村荒井組
名主 長五郎印
長百姓 吉蔵印
頭立惣代 長兵衛印
小前惣代 八弥印
春山磯治様
水井忠治様
竹内多吉様
右寄書
〆居家潰拾五軒
此御手充金七両弐分
〆居家半潰九印軒
此御手充印金弐両壱分
小以金九両三分
差上申一札之事
潰居家人別
一金弐分 惣左衛門印
半潰居家人別
一同壱分 利兵衛印
(注、以下、同額人名五人省略)
〆金弐両
印右は此度変災ニ付書面之通り御手充金被成下置慥ニ奉受取銘
々相渡し難有仕合奉存候、此段御請申上候 以上
弘化四未年四月 上ケ屋村
京田組
名主 □右衛門印
長百姓 藤左衛門印
春山磯治様
水井忠治様
竹内多吉様
右寄書
〆居家潰壱軒
此御手充金弐分
〆居家半潰六軒
此御手充金壱両弐分
小以金弐両
一金弐分也 居家潰 富重郎印
(注、以下、同額人名三人、壱分(半潰)人名六人省略)
〆金三両弐歩
右は此度変災ニ付書面之通御手充金被成下置慥ニ受取銘々江
相渡し難有仕合ニ奉存候、此段御請申上候 以上
弘化四未年四月
上ケ屋村平組
名主 九右衛門印
長百姓 和宗治印
春山磯治様
水井忠治様
竹内多吉様
右寄書
〆居家潰四軒
此御手充金弐両
〆居家半潰六軒
此御手充金壱両弐分
小以金三両弐分
居家潰住居障
一金三分 松右衛門印
(注、以下、弐分(潰)人名一三人、壱分(半潰)人名九人略)
〆合九両弐分
右は此度変災ニ付書面之通り御手充金被成下置慥ニ請取銘々
江相渡し難有仕合奉存候、此段御請奉申上候 以上
弘化四未年五月 新村
名主 久左衛門印
組頭 長左衛門印
長百姓 文左衛門印
春山磯治様
水井忠治様
竹内多吉様
右寄書
〆居家潰之上住居障壱軒
此御手充金三分
〆居家潰拾三軒
此御手充金六両弐分
〆居家半潰九軒
此御手充金弐両壱分
小以金九両弐分
差上申一札之事
居家潰人別
一金弐分 柳 七印
(注、以下、同額人名一二人、壱分(半潰)一人省略)
〆合六両三分
右は此度変災ニ付書面之通御手充金被成下置慥受取銘々江相
渡難有仕合ニ奉存候、此段御請申上候 以上
鑪村
弘化四未年五月
名主 清右衛門印
組頭 柳七印
長百姓 市左衛門印
春山磯治様
水井忠治様
竹内多吉様
右寄書
〆居家潰拾三軒
此御手充金六両弐分
〆居家半潰壱軒
此御手充金壱分
小以金六両三分
差上申一札之事
潰家人別
一金弐分 太兵衛印
(注、以下、同額人名五人、壱分(半潰)人名四人省略)
〆金四印両
右は此度変災ニ付書面之通御手充金被成下置慥ニ受取銘々江
相渡難有仕合奉存候、此段御請申上候 以上
弘化四未年四月
泉平村
名主 太兵衛
組頭 幸吉
長百姓 市左衛門
春山磯治様
水井忠治様
竹内多吉様
右寄書
〆居家潰六軒
此御手充金三両
〆居家半潰四軒
此御手充金壱両
小以金四両
潰家人別
一金弐分也 勝右衛門印
(注、以下、同額人名二一人省略)
小以弐拾弐軒
御手充金拾壱両印也
但シ壱軒ニ印付金弐分宛々
半潰人別
一金壱分也 金十郎印
一金壱分也 伝右衛門
一金壱分也 かめ
一金壱分也 彦左衛門
小以四軒
御手充金壱両也
但壱軒ニ付金壱分づゝ
〆金拾弐両也
右ハ此度変災ニ付書面之通御手充金被成下置慥ニ受取銘々江
相渡難有仕合ニ奉存候、此段御請申上候 以上
弘化四未年四月 桜村
名主 太兵衛印
組頭 弥惣左衛門印
同断 大吉印
長百姓 吉左衛門印
頭立惣代 文十郎印
小前惣代 平右衛門印
春山磯治様
水井忠治様
竹内多吉様
右寄書
〆居家潰弐拾弐軒
此御手充金拾壱両
〆居家半潰□四(カ)軒
此御手充金壱両
小以金拾弐両
差上申一札之事
潰家人別
一金弐分 文治郎印
半潰家人別
一金壱分 清治郎印
一金壱分 軍蔵
一金壱分 庄五郎
〆金壱両壱分内弐分 三分潰壱人半潰三人
右は此度変災ニ付書面之通御手充金被成下置慥ニ請取銘々江
相渡難有仕合ニ奉存候、此段御請申上候 以上
弘化四未年五月 茂菅村
名主 文三郎印
組頭 五兵衛印
長百姓 宇右衛門印
春山磯治様
水井忠治様
竹内多吉様
右寄書
〆居家潰壱軒
此御手充金弐分
〆居家半潰三軒
此御手充金三分印
小以金壱而壱分印
右之寄〆金三百七拾八両印
内訳
金弐拾七両
居家押埋三拾六軒
但壱軒ニ付金三分
(下げ紙)
(下げ紙)「本文之外
金四両弐分
右は居家押埋ニ而家内不残圧死仕頂戴人無御座候ニ付追而跡式
奉願候節可被下置候」
金六両三分
居家流失九軒
但壱軒ニ付金三分
金拾九両弐分
居家潰之上焼失弐拾六軒
但壱軒ニ付金三分
金三拾九両
居家潰之上住居障五拾弐軒
但壱軒ニ付金三分
金百九拾六両弐分
居家潰三百九拾三軒
但壱軒ニ付金弐分
金八拾八両弐分
居家半潰三百五拾四軒
但壱軒ニ付金壱分
金三分
居家潰□非人三軒
小以
右は山中通村々去未三月中大地震之節居家押埋等之者江御手
充被下金相渡人別帳如此御座候 以上
嘉永元申年八月
春山磯治印
水井忠治印
竹内多吉印
右御勘定相違無御座候 以上
丸山保次印
右之通相改相違無御座候 以上
村名
居家潰之上
焼失
(3分充)
軒 合計
居家潰之上
住居障
(3分充)
軒 合計
居家潰
(2分充)
軒 合計
居家半潰
(1分充)
軒 合計
合計
備考
*流失
△押埋
中条
両分
13
両分
1 3.0
両分
86 43.0
両分
22 5.2
両分
50.0
〃 □
3 0.3

3 1.2
1人充は半額
長井
16*12.0
3 2.1
58 29.0
23 5.3
49.0
五十里
2* 1.2
1△ 0.3
7 5.1
44 22.0
9 2.1
31.3
大安寺
5 2.2
1 0.1
2.3
小 鍋
2 1.2
2△1.2
1 0.3
30 15.0
6 1.2
20.1
山田中・上
21△13. 3
3 2.1
7 3.2
6 1.2
23.0
山田中・下
18△13.2
4 3.0
3 1.2
20.2
18.2
深沢
8 4.0
17 4.1
8.1
吉窪
1☆ 0.3
10 7.2
13 6.2
13 3.1
18.0
☆潰ノ上流失
坪根
2△ 1.2
5 3.3
31 15.2
16 4.0
24.3
〃 □
1 1
1
倉並
23△17.1
11 5.2
6 1.2
24.1
他1名押埋跡目無

上宮野尾
18 9.0
4 1.0
10.0
下宮野尾
4* 3.0
1 0.3
16 8.0
15 3.3
15.2
五十平・上
1 0.3
11 5.2
3 0.3
7
五十平・下
4 3.0
15 7.2
3 0.3
11.3
瀬脇
26*19.2
27 13.2
20 5
38
橋詰・上
2 1.2
9 6.3
52 26
6 1.2
35.3
〃 □
1 1
1
橋詰・下
57 28.2
12 3
31.2
古間
15 7.2
17 4.1
11.3
笹平

8+46.3
62 31
4 3
40.3
〃 □
6* 1.2
1人宛1分
総 計

57+445.3

5 3.3
49 36.3
569 284. 2
204 51

67△50.1
475.3.2
6* 1.2
5 1.1
3 1.2
菊池孝助印
水井忠蔵印
右之通相違無御座候 以上
磯田音門印
(表紙)「 嘉永元申年
長谷川深美支配
山中通村々去未大地震之節居家押埋等之者江
御手充相渡人別帳
八月 」
(注、前の文書と同文。表にとりまとめた〈前頁〉)
(注、以下に次の文あり)
四帳之寄
〆金千百八拾六両弐朱 付け紙
(付け紙)「本文之外
金拾五両
右は居家押埋ニ而家内不残圧死仕頂戴人無御座候追而跡式
奉願候節可被下置候」
内訳
金百弐拾三両 居家押埋百六拾四軒
但壱軒ニ付金三分
金四拾九両弐分 居家流失六拾六軒
但壱軒ニ付金三分
金三拾三両三分 居家焼失四拾五軒
但壱軒ニ付金三分
金百六拾壱両三分 居家潰之上住居障弐百拾五軒
但壱軒ニ付金三分
金弐分弐朱 居家潰之上水湛壱軒
但壱軒ニ付金弐分弐朱
金六百壱両 居家潰千弐百弐軒
但壱軒ニ付金弐分
金弐両 居家半潰之上水湛四軒
但壱軒ニ付金弐分
金弐百七両 居家半潰八百弐拾八軒
但壱軒ニ付金壱分
金三両 水主居家流失四軒
但壱軒ニ付金四分
金弐両壱分 □小屋流失六軒
但壱軒ニ付金壱分弐朱
金弐両 □非人小屋潰八軒
但壱軒ニ付金壱分
金三分 □非人小屋半潰六軒
但壱軒ニ付金弐朱
小以
申十月相(カ)廻相済申候
丸山保次
(注、以下、四二六頁迄は、真田宝物館所蔵の真田家文書 である)宝○
出典 新収日本地震史料 第5巻 別巻6-1
ページ 312
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
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