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項目 内容
ID J1900528
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1854/12/23
和暦 嘉永七年十一月四日
綱文 安政元年十一月四日・五日・七日(一八五四・一二・二三、二四、二六)〔関東以西の日本各地〕
書名 〔水上村史〕○熊本県S45・5・31高田素次著
本文
[未校訂]次に、倅代まで入立御免、永代入立御免の書付がある。
倅代迄入立御免
岩野入立 松下次兵衛
旧冬大地震ニ付而御城内を始御破損所多、御物入之段奉恐
察、為御普請料、預銀壱貫四拾目献上之儀願出、奇特之至
候、仍而願之通御取納被下、被賞其志、書面之通被仰付之
安政二卯十月
「旧冬大地震」というのは、安政元年十一月五日昼七ツ過ぎ
(今の午後四時過ぎ)に起った大地震で、高御城、胡摩堂・
十二輪蔵御門・御中間長屋など皆崩れ、大台所の梁落ち、九
日頃まで余震が続いたという。『上村史』によると、安政五
年十一月廿六日付で、「生善院仏前勝手向き、去る寅年大地
震の節、殊の外大破に及び、修理方の儀自力計り難く、御郡
中に相対し奉加の儀願出られ候、寺社奉行より御沙汰に及ば
れ候処、御免成され候間、其意を得らるべく候」との廻文
が、藩庁から発せられた事が知られる。預銀壱貫四拾目を献
上したというのは、藩札をもって、献上したという程に解し
たらよいであろう。
出典 新収日本地震史料 第5巻 別巻5-2
ページ 2387
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 熊本
市区町村 水上【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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