[未校訂]○慶応三年
五月十三日新在家ニ米屋仲右衛門といふ者有若年より商業を
能し質貸をも致し酒屋のかぶをも求メ宇佐にてハ銀子持の組
ニ入り富家にて在りしニ去ル寅の大変ニ家庫諸道具皆流し夫
より追々衰へ近年控山田地等をも売払ヒ光陰を送る。
六月七日けふハ松岡竜王宮遷宮狂言有とて北在郷新居甫淵よ
り山を越し汗を流し来るもの夥し此宮ハ大変ニ流レ其後なか
りしを当年再建元より大く成る四拾貫目程入費有といふ。
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項目 | 内容 |
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ID | J1900447 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1854/12/23 |
和暦 | 嘉永七年十一月四日 |
綱文 | 安政元年十一月四日・五日・七日(一八五四・一二・二三、二四、二六)〔関東以西の日本各地〕 |
書名 | 〔晴雨日記 四〕○高知県宇佐井上静照筆 |
本文 |
[未校訂]○慶応三年
五月十三日新在家ニ米屋仲右衛門といふ者有若年より商業を 能し質貸をも致し酒屋のかぶをも求メ宇佐にてハ銀子持の組 ニ入り富家にて在りしニ去ル寅の大変ニ家庫諸道具皆流し夫 より追々衰へ近年控山田地等をも売払ヒ光陰を送る。 六月七日けふハ松岡竜王宮遷宮狂言有とて北在郷新居甫淵よ り山を越し汗を流し来るもの夥し此宮ハ大変ニ流レ其後なか りしを当年再建元より大く成る四拾貫目程入費有といふ。 |
出典 | 新収日本地震史料 第5巻 別巻5-2 |
ページ | 2306 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 高知 |
市区町村 | 宇佐【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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