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項目 内容
ID J1900278
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1854/12/23
和暦 嘉永七年十一月四日
綱文 安政元年十一月四日・五日・七日(一八五四・一二・二三、二四、二六)〔関東以西の日本各地〕
書名 〔那賀の風光〕T9・10・23紅露菊二郎著▽
本文
[未校訂]答島の塩田は、寛永年中の創拓にして、今の長浜の地是な
り。現今悉く水田或は宅地と変じて昔の面影を存せず、長浜
に次いて西浜、東浜、新築浜、三本松浜、等の塩浜開拓せら
れ、塩田盛んなる時にありては其反別七十六町、六十三軒
前、其産額七万石なりしが、嘉永二年後数回の海嘯に遭遇し
て多く荒廃に帰し、大部分水田となりしも猶南方唯一の産塩
地として其名残を留めしが、明治三十八年塩専売法施行せら
れてより数年の後、塩田整理に遇ひしを以て「をちこちに立
なびく塩釜の煙は吹くともなき春風のすがたを見すらん」眺
めも、今は昔語りの種に残るのみ。
出典 新収日本地震史料 第5巻 別巻5-2
ページ 1819
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
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版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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