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項目 内容
ID J1900277
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1854/12/23
和暦 嘉永七年十一月四日
綱文 安政元年十一月四日・五日・七日(一八五四・一二・二三、二四、二六)〔関東以西の日本各地〕
書名 〔祖父聞書 昔の高島〕▽S28・12・31岩村武勇著
本文
[未校訂](岩村利五郎(安政四・十・十八生)の昭和十年(七九才)、十
三年(八二才)のときの口述)
○安政の大地震に津浪が来て山崎屋の悦つあん(山崎悦三郎)の兄が舟に乗
つとつて(乗っていて)かやつて(転覆して)死んで、たくさん(池の名)の所へ流れ(流れて
いた)とつた。山が割れて[山潮|やましお ]が吹くかわからん(吹くかもしれない)というて舟に乗
つたところが、一ぺん(一度に)にひぞこになり一ぺんに一ぱいにな
つたという。またほの(その)時いずみ(井戸)の水が減つたという。
○津浪にやられたことはわしらがおぼえてから(物事を知りはじめてから)はない。
○てまい(昔)は地震は冬が多かつた。――近頃は夏でもゆるが。
なごかつたら(なぎであつたら)地震がゆるかわからん(ゆるかもしれない)といよつた。(いうておった)
出典 新収日本地震史料 第5巻 別巻5-2
ページ 1819
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
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版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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