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項目 内容
ID J1800351
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1854/12/23
和暦 嘉永七年十一月四日
綱文 安政元年十一月四日・五日・七日(一八五四・一二・二三、二四、二六)〔関東以西の日本各地〕
書名 〔芝川町誌〕○静岡県
本文
[未校訂]S48・3・31 芝川町誌編集委員会
○地震
安政元年(一八五四)一一月四日大地震が発生、白鳥山崩壊
し、富士川の流れは東に移り、人畜、家屋に大きな災害をも
たらした。なおこの時稲子川西岸の山も崩れ落ちて川を堰ぎ
止め、池の谷が埋つたという。以来地震といえば、この時の
ことをひとびとは口にするという。震度はマグニチユード
八・五といい、死者全部で六〇〇人を超したといわれる。
二 池の[谷|や]
下稲子の部落により、稲子川に沿つて上ると右手の傾斜地に
池の谷の部落がある。この付近の稲子川は両岸が高く絶壁を
なしている。道はその東岸の中腹数十米の所を通つている。
この地は、安政元年(一八五四)の大地震によつて西の山が
河川に崩れ落ち、ために川はせぎ止められて付近一帯池にな
つてしまつた。それゆえにこの地を池の谷と呼ぶようになつ
たという。川中よりこの時崩れ落ちた大木が発見されるとい
う。
S二二二・8・一三一
出典 新収日本地震史料 第5巻 別巻5-1
ページ 844
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 静岡
市区町村 芝川【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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