西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
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項目 |
内容 |
ID |
J1700206 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1858/04/09
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和暦 |
安政五年二月二十六日 |
綱文 |
安政五年二月二十六日(一八五八・四・九)〔飛騨・越中・加賀・越前〕 |
書名 |
〔丸岡町史〕○福井県S42・7・30 伊東尚一編・丸岡町教育委員会
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本文 |
[未校訂]越前における大地震は三十数回にも達している。安政五年二 月二十五日(一八五八)に烈震があり、余震は十日も続い た。飛驒地方で倒壊七百余戸、越前北部でも倒壊三百戸とい う。藤原有馬世譜補遺に天守閣が大破して石垣が崩れ、家中 にも被害があって手当を出すなど、災害復旧に藩では三千両 を借金したと記してある。寺院の被害が大きく、長屋の外に 小人町で二軒、金津口で三軒、五軒町で二軒つぶれた。八幡 町では大きな地割れがあり、青砂と泥水をふきだした。 福井の歌人橘曙覧の手紙に福井地方はひどかったが、丸岡や 金津はもっと強くて、民家がたくさんつぶれたとある。家々 の台所では水がめが倒れ、油つぼがころがるので置場に困っ た。竹やぶに三角小屋を作って、一月余りも寝起きした者が ある。三月三日に大雷雨があり、小屋の中が雨もりでひどい 目にあったという。
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出典 |
新収日本地震史料 第5巻 別巻4 |
ページ |
659 |
備考 |
本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
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都道府県 |
福井
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市区町村 |
丸岡【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる
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版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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