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項目 内容
ID J1700170
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1858/04/09
和暦 安政五年二月二十六日
綱文 安政五年二月二十六日(一八五八・四・九)〔飛騨・越中・加賀・越前〕
書名 〔氷見町史考〕T13宮永善仁編
本文
[未校訂]一安政三年(ママ)十一月より屢々地震ありて、人々一同恐怖せし
処、翌安政四年(ママ)二月廿五日夜九ツ時、突然大地震起り、家
屋倒壊加ふるに火災起り、二時間余の大震動あり、加納出
村其他数ケ所大地亀裂し、中より硫黄を混したる水を噴き
出したり、又此後海瀟あるべしとの流言蜚語ありて、人々
家の仕末をする遑まなく、衣身其儘老人子供手曳或は背負
ひ迯散り、或は朝日山、或は野中、等へ逃走難を避けたり
き、而して夜明け方にして、震動止み幸に海瀟起らず、大
火災にも至らざりき、其後一週間余、小地震断間なく起
り、為めに人々或は朝日山、或は野中、或は背戸端の空地
等に仮小屋を設け、避難したり実に未曾有の大地震なり
き。
出典 新収日本地震史料 第5巻 別巻4
ページ 638
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 富山
市区町村 氷見【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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