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項目 内容
ID J1600242
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1854/07/09
和暦 嘉永七年六月十五日
綱文 安政元年六月十五日(一八五四・七・九)〔伊賀・伊勢・大和・山城・近江・河内〕
書名 〔郡山町史〕S28・2・28郡山町史編纂委員会
本文
[未校訂]翌七年(安政元年)は二回にわたつて、大和、未曾有の大地震が起
つた。所謂、安政の大地震である。
地震国である我国では珍らしい事でないが、大和では天正年
間に大地震が続発した後、此較的平静であつた。安政元年に
起つた大地震は伊賀を中心としたもので、大和、とくに北部
は被害が多い。六月十四日夜九ツ時から、ゆり初め、瞬時に
して柳町三十八軒は倒れ、引続き倒壊家屋百五十軒、半壊四
百軒、死人百廿人程に及んだ。惨状、目を覆うばかりで、
「死人荼毘所之順番取、弐百余り有之由云々」と云われる惨
状、目を覆うばかりであつた。領内農村の被害状況は判らな
いが、余震、半ケ年に及び、人々、竹藪に小屋懸して過した
と伝えられる事から察せられる。
出典 新収日本地震史料 第5巻 別巻3
ページ 237
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 奈良
市区町村 大和郡山【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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