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項目 内容
ID J1600186
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1854/07/09
和暦 嘉永七年六月十五日
綱文 安政元年六月十五日(一八五四・七・九)〔伊賀・伊勢・大和・山城・近江・河内〕
書名 〔万日記〕弘誓寺文書 滋賀大学経済学部附属図書館
本文
[未校訂]一十四日之夜子ノ半刻ト思しき時大地震御院内一統大驚御上
様初メ大庭へ駈出し給ふ早速下御家来中御上様へ伺御機嫌
(を)遣所御上様初メ下々至迄壱人もけが致し候者無御座候は御
喜悦ニ思召候大庭弐本松の下床机を出し何れ茂様東□(抹消)迄被
為入□(抹消)々村方心有輩追々為御見舞参詣之事尤高張の提燈出
し置夫ゟ御上様床机ニ被為入候所へ寺村隠居ゟ御茶を差上
夫ゟ追々御上様ニも御茶御煎じ被遊候鳥の声程なく暁明け
なり晨朝余程御延引ニ相成り又中位の震り晨朝ニハ御不参
五ツ半頃勤行照響寺御役僧両人村方之人々追々参詣有之候
其日香山公も中の大小又ハ小の中何度共震り昼夜のわかちなし翌
十六日同断午ノ尅ゟ雷鳴諸共雨降出し天ハ鳴り地ハ震う誠
ニ古今珍敷大変夜ハ毎日毎大震り今廿一日ニ至迄未静其数
凡一百度余廿一日夜五ツ時又中位の震又驚うふ御庭へ御出
まし
出典 新収日本地震史料 第5巻 別巻3
ページ 178
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 滋賀
市区町村 五個荘【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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