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項目 内容
ID J1500134
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1855/11/11
和暦 安政二年十月二日
綱文 安政二年十月二日(一八五五・一一・一一)〔江戸及び近郊〕
書名 〔大野村史〕S54・8・1茨城県大野村史編さん委員会編・大野村教育委員会発行
本文
[未校訂]安政二年(一八五五)十月二日には江戸を中心とした大地震
があり、江戸では多数の死者を出した。本村地域の地頭役所
でも被害があり御用金が課せられている。
御用金は、通常、富商等の金持に課されたものである。しか
し、旗本たちは必ずしも知行所内にそうした富商があるとは
限らなかった。その結果として知行所内の農民に高割りで上
納を命じた旗本もあった。
下知書
当月二日夜四ツ時頃より大地震いたし、当屋敷所大破に及び候につ
き、それぞれ御手入れもこれあり候間、高百石につき金弐両の割合
いをもって、きっと上納いたし候よう仰せつけるもの也。
安政二年拾月七日
地頭所
この御用金は有名な安政の大地震の際課せられたものであ
る。
出典 新収日本地震史料 第5巻 別巻2-2
ページ 1456
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 茨城
市区町村 大野【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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