[未校訂]安政二年十月二日夜、江戸大地震士民の家屋、土蔵は言うも
更なり、城郭土塁の崩壊官舎邸館概ね全きものなく、火災五
十余所に起り、死傷幾万人を算せず。幕府仮小屋を数所に設
けて窮民を賑救し、死を弔し、傷を療す、因て人心稍安を得
たり。我藩邸各所共多少の破損を受しも、幸に一人の死傷者
も無かりき。
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項目 | 内容 |
---|---|
ID | J1500100 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1855/11/11 |
和暦 | 安政二年十月二日 |
綱文 | 安政二年十月二日(一八五五・一一・一一)〔江戸及び近郊〕 |
書名 | 〔新編北羽発達史 上〕M41・9・15秋田県教育委員会 |
本文 |
[未校訂]安政二年十月二日夜、江戸大地震士民の家屋、土蔵は言うも
更なり、城郭土塁の崩壊官舎邸館概ね全きものなく、火災五 十余所に起り、死傷幾万人を算せず。幕府仮小屋を数所に設 けて窮民を賑救し、死を弔し、傷を療す、因て人心稍安を得 たり。我藩邸各所共多少の破損を受しも、幸に一人の死傷者 も無かりき。 |
出典 | 新収日本地震史料 第5巻 別巻2-2 |
ページ | 1419 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 秋田 |
市区町村 | 能代【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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