[未校訂]十月二日江戸大地震あり、桜田の屋敷倒壊且つ焼失す、その
際在府中の公は梁下に圧せられ辛じて麻布の下屋敷に立退け
るが、納戸島川融機、納戸兼目付戸田権太夫、駕籠頭兼作事
奉行三田村弥左衛門等死しその他死傷十数名ありたり、この
上屋敷焼失につき盛岡城下の諸士に分限金を命ず、その重も
なるものは千両乳井平左衛門、佐藤儀七、五百両原直記、四
百五十両野辺地長左衛門、三百五十両久慈作平等なり。
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項目 | 内容 |
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ID | J1500091 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1855/11/11 |
和暦 | 安政二年十月二日 |
綱文 | 安政二年十月二日(一八五五・一一・一一)〔江戸及び近郊〕 |
書名 | 〔南部史要〕M44・8・28菊地悟朗 |
本文 |
[未校訂]十月二日江戸大地震あり、桜田の屋敷倒壊且つ焼失す、その
際在府中の公は梁下に圧せられ辛じて麻布の下屋敷に立退け るが、納戸島川融機、納戸兼目付戸田権太夫、駕籠頭兼作事 奉行三田村弥左衛門等死しその他死傷十数名ありたり、この 上屋敷焼失につき盛岡城下の諸士に分限金を命ず、その重も なるものは千両乳井平左衛門、佐藤儀七、五百両原直記、四 百五十両野辺地長左衛門、三百五十両久慈作平等なり。 |
出典 | 新収日本地震史料 第5巻 別巻2-2 |
ページ | 1418 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 岩手 |
市区町村 | 盛岡【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
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